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№5102:「商品」ではなく「理由」が売れる時代になっている
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こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
さて、私が住む東京都では4度目の緊急事態宣言が続行中。
先日、たまたまラッシュ時間帯に品川駅を通過する機会があり、(時間に余裕があったため)「奴隷川」を見学に行ったのですが、ものすごい数の人が歩いていました。
これが現実。
権力側が指示していることと現場で起こっていることがまったく違う。
まさに多くの会社のようです。
いずれにせよ、私たちはこのような現実に対応していく必要があります。
基本的な方向性は「D2C」だと私は思っています。
ご存知の通り、「D2C」とは「ダイレクト・ツー・コンシューマー」の略。
「企業や個人が製品の企画・製造・販売を一貫して行うビジネスモデル
のこと」です。
これは「SPAモデル」と似ていますが、両者の違いはSPAが「効率化」、D2Cが「世界観やライフスタイル」を重視していることです。
人によって多少解釈は違いますが、前者はシステムで後者は価値観や企業文化のようなものだと思います。
さらに言えば、ともに「デジタル化」を導入している点は共通していますが、D2Cは「デジタル化が必須条件」となっています。
つまり「D2C=世界観重視+ライフスタイル重視+デジタル化」ということになります。
「新コロ後」の世界で存在感を発揮するのは「D2C企業」です。
「D2C」という言葉はなくなったとしても「世界観」「ライフスタイル」「デジタル化」という概念はより重要になっていくでしょう。
細かい説明は省きますが、その理由を簡易的に言えば「消費者のニーズがそこへ移行しているから」です。
もはや「良い商品です」では売れません。
「これは何故、良い商品なのか」
「この商品にどんな思いがこもっているのか」
こういった「理由」が売れるようになっているのです。
ここでフィットネス業界の現状を見てみましょう。
相変わらず、施設、立地、料金といった「機能的な価値」を「値引き販売(ダンピング)」によって売っています。
求められているのは「世界観+ライフスタイル+デジタル化」。
売っているものや体質は「機能的価値+値引き販売+デジタル音痴」。
これが「業績低迷の理由」です。
とはいえ、こういったことは新コロ前から経営課題になっていたことでしょう。
今、やるべきことは「ビジネスモデルの大変革」です。
「休会対策」ではありません。
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