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№5125:「売上・利益ファースト」に意味はあるのか?

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、私は2007年に独立起業し、なんとかここまでやってきました。

が・・

私は自社の売上を知りません。

決算を気にしたこともありません。

自分の会社が何期目かも知りません。

FBL大学を始めて「ひとり社長」になってからは予算もありません。

予算どころかその年の売上目標もなければ計画もありません。

ついでに自分の給料も知りません。

これらは全部本当です。

無関心を装っているわけではありません。

本当に知らないし、考えていないのです。

「自分の会社が何期目か」を問われると(今なら)「2021ー2007=14」で「14年目」といちいち計算して確認しています。

そもそも少し前までは「何年に起業したか」すら覚えていなかったので「2007年に起業した」ということを必死で記憶しました。

会社の設立日などはこのnoteを書いている今でもわかりません。

何度か覚えようとしましたが、すぐに忘れてしまうのです。

もちろん、諸々について「まったく知らない」ということはありません。

「なんとなく」は知っています。

が、あくまでも「なんとなく」であって具体的なことは何も知りません。

売上とか利益に関しては妻が経理をやってくれているので「やばくなりそうだったら教えて」とだけ言っています。

こんな感じで私は売上とか利益とか記念日とかいうものにまったく関心がないのです。

が、売上と利益はないと困るので「これ以上あればいい」というラインを設定して「それを超えているかどうか」だけを感覚的に把握しています。

当たり前ですが、私の考え方が正しいといっているのではありません。

社員を雇用している経営者が私のような考え方をしていたら会社はもちません。

あくまでもこれは私の向性の問題です。

要は「会社経営にまったく向いていない」ということです。

が、ここで考えていただきたいのは「売上や利益に無関心でもやっていける」ということです。

というか「そういう人生もある」「そういう選択肢もある」ということです。

フィットネス業界企業を見ても大半が「売上・利益ファースト」です。

で、各社員はモチベーションを失い、完全に疲弊しています。

経営者は「これを正当化できますか?」ということです。

社員がへばっていても「売上や利益は会社の血液だ!」と言えるのかということです。

が、おそらく「言える」というに決まっています。

ここは平行線というか「話してもムダ」だと思います。

だから私は「個」にフォーカスしているのです。

「人生の選択肢、仕事の選択肢は他にもたくさんあるんだよ!」

そのことに気づいてもらいたいです。

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