2024年あけましておめでとうございます

2024年1月1日 00:00

2023年は遂に川崎から出雲へ帰り、公私共に波乱の年になりました。

ようやく落ち着いたのは11月になってから。年末が今年一番元気だったかもしれません。それまでの夏から秋にかけての数ヶ月の暗黒期に出くわしてしまった方々には、本当にご迷惑をお掛けしました（苦笑）。

…おっと、Noteで僕を初めて知った方々には、まだこの場でちゃんと自己紹介してなかったですね。こんにちは。

プロフィールの通り、システムエンジニア／プログラマーをしています。
広島の河合塾で一浪生活を送ったのち第一志望の神戸市外国語大学に入り、1年休学したものの無事卒業。その後京都での2年間のフリーター生活を経て地元松江の専門学校に入り直し、28歳からIT業界に入りました。

最初の会社には9年4ヶ月お世話になり、あまり良くない諸事情によりその後一旦業界から離れたものの、今の会社にて業界に復帰。現時点で8年ちょっとお世話になっています。昨年の7月に50歳になって、業界17年程度。
いやーなんとも歩みの遅い生き方してます。

Noteを始めたきっかけは、IT業界復帰前から書き始め少しずつ書き溜めてきた小説を本格的に発表したいと思ったからです。
過去には各出版社の懸賞に3作応募しましたが落選。
その後一度某出版社に持ち込んだ作品は、もう少しで出版という話までいきました。ただ、幾ばくかの補助金はいただける厚意を提案されたものの、それ以外の出版費用は自費で、それがちょっと僕の手には負えない金額だったことから断念しました。
とは言え書くのは好きなままなので、その過去はいい思い出として引き出しの奥にしまっておいて、自分のペースで書き続けています。

現在小説＋中森明菜の音楽評の2本立てで掲載を続けています。
こういった自己紹介を書くつもりはなかったのですが、今年の年賀状デザインと同じ記事を載せるために書きました（年賀状が渡った方しか分かりません。ごめんなさい…）。

さて、グイっと急角度で方向を変えて、2023年を振り返るほうに話を戻しますね（長いぞー）。

いや、昨年の年始はまあまあ調子よかったんですよ。
契約の進み具合から早くて夏くらいに出雲に帰ることになるかもよ、と一昨年から事前に聞いていましたけど、ちょうど川崎生活も潮時かもなーと思っていたので、ゆっくり気持ちを切り替えようと準備はしていました。

ところが1月の2週目すぐにですね。4月の頭から出雲だと。3月いっぱいで川崎での仕事は引き上げると電話でいきなり聞くわけです。

そりゃあこの業界、急に契約先が替わって2週間後にはすぐ現地に行け、とかいうの普通な業界なのは知ってますよ。でもそれって上層部の決定の過程なんて何も知らされない若手が受けることだと思っていたんですけど…
…まぁ確かに3ヶ月前だったらだいぶ余裕を持って打診されたほうなんでしょうけど。
それでもほぼ7年住み続けた川崎や東京近辺には愛着もありますからね、そりゃあ急転直下の出来事なわけですわ！

正直言うとね。
地元での仕事よりも、地元の生活に馴染めるのかが一番不安だったんです。

人生のほぼ半分、しかも社会に出てから殆どの期間を、地元から離れて暮らしていた50歳手前の人間が地元に戻る。それってもう限りなく「よそ者」として、そのコミュニティに入っていくことに等しいことです。
多少緩くはなっていようが昔ながらの町内付き合いを、亡き父の代わりに勤める「義務」を負うことを考えると、起こってもいないうちからナーバスになるってもんです。

実際帰ってすぐに町内の大役を任せられて、地元に帰ることが決まった1月中旬からつづいていたしんどさは、11月に終わるまで続きました。ピークは7～8月くらいだったかも。その頃は仕事で自分の求められることができない苦しさも相まって、です。

そう。11月といえばこのNoteを始めた月。
過去13年も続けたのに、中断したまま自然消滅したブログのような表現活動を再開したいと思えたのは、やはり心に余裕ができたからなのでしょうね。

肝心の仕事は、結果的に12月末で契約終了となりました。9ヶ月で終了。
それを知らされた時、最初は「やっぱりな」と自分の出来の悪さが原因だと思い込みガッカリしました。
やはり50歳で初めてのプログラミング言語を扱うって、難度高過ぎでした。
一応大人の事情が原因だと、僕の評価がどうこうでそうなったわけではないと聞いたので、なんとか持ち直して残りの数ヶ月はしっかり勤め切りました（それが本当の理由かどうかは知る由もありません）。

技術力においてとんでもない猛者が集まっていたその現場は確かに厳しさもあり、先に書いた通り劣等感に打ちひしがれた時期もありました。
それでも働く場所としてはこれ以上ないほど恵まれた環境で、人にも恵まれました。あらゆる人にかなりご心配、ご迷惑もかけましたが、得意な部分をきっちり活かせることもできました。
下手するとなし崩し的に不遇なまま業務を終えることもあるこの業界で、自分なりに立つ鳥跡を濁さずに終われたこと。この点は自分を褒めてやろうと思います。

来年から新たな現場（出雲市内）で業務を行うことになりました。どうなるか未知数ですが、とりあえずありがたい。

で、そんな激動の一年の中での今の楽しみは、ボウリングとスターバックスのスタンプ集め。

ボウリングは元々好きで、マイシューズだけは持っていました。
地元に戻ったのを機に会員になり、調子の悪い時期を除けば週2～3日通うほど。そりゃあマイボールも買いますわ。