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小さな私
2024年2月18日 16:22
かわいい子よお前の好きな子守唄を歌ってあげよう積もった雪に木漏れ日がさし空気が凍り光がお前を包む凍裂が響くまるでお前の心のように冷たさに耐え切れず一人叫び泣くあぁ心優しき子よ私の胸に戻り眠るがいい水を湛えし我が郷へ春の小鳥が囀り蘇りし命の息吹踊るように花たちは舞いお前の傷を癒すだろう
2022年8月16日 17:46
青龍は言った 「私が恐いか?」 と。少し考え、 「恐い。だが、あなたに触りたい。」 私は言った。続けて、 「共に生きたい。」 と。 神鳴が唸った。 「何故?」 と。 耳を塞ぎ、目を瞑り、私は叫んだ。 「あなた無しでは生きられないから。あなたが豊かでないと困る。」 強い風が吹いていた。 「お前は私に与える物はあるか?」鈍く光る眼でこちらを睨む。 真っ向から風を受けよ