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16歳の時の夕張市財政破綻がきっかけで地方創生を志し、33歳でついに夕張市で事業をスタートできることになった話し

こんにちは!MeTownの田中です。

今日は、とても個人的な話しです。

夕張市財政破綻、という問い

もう17年も前になることが信じられないのですが、私が農業・地方創生領域に強い関心を抱くようになったきっかけは、高校2年生の時に発生した2006年の夕張市財政破綻でした。

そして、その時の問いは、「夕張メロンという全国的に有名な農業のブランドがあるのに、何で自治体が財政難に陥ってしまったんだろう〜」でした。

(起業のきっかけの大元になる原体験としての夕張については、以下に詳しく記載しています)

地方自治体と国の関係性、という問い


そして、高校3年生になって、夕張市財政破綻という現象の要因として、「夕張市」だけに因子があるのではなく、そもそも「地方自治体と国の関係性」など、構造的な問題の方が因子として重要なのではないか?という問いにだんだんシフトしていきました。

そこで、都道府県制より「道州制」の方が良いのではないか?、また、そもそも「廃藩置県」とは何だったのか?などの、幾つかのそもそも論に出会い、この分野の奥深さに魅了されていくことになります。

この問いについて学ぶために、元宮城県知事の浅野先生が教鞭を取っていた慶應SFCを志望するようになりました(このあたりについては、以下に詳しく記載しています)

夕張市で事業を始める理由


で、ですね。

ここからが、本日の本題なのですが、慶應SFCで学んだり、農業系の仕事をしてきたのはいいが、「夕張市の問題に君はどうアプローチしているのか?」という自分に対する問いが残っていたわけです。(変な感覚ですが、高校2年生の時の自分が、33歳になった自分に、問い詰めている感じです笑)

年を重ねて、農業や地方創生に関連する活動をしてきて、高校生の時に比べると、少しは視野が広がり、視座も高くなり、さまざまな角度の視点も獲得してきたかもしれないが、まだ何も実践出来ていない、という感覚がありました。

そこで!

ついに、この"極めて個人的な問い"に対するアクションとして、夕張市で第一弾の事業を始めたいと思っています。

詳しい事業内容は、また追って詳しく書きたいと思いますが、いま私が夕張メロンに関わる皆様との関わりを深めていくところで、すごく面白いと思っていることがいくつかありますので、以下に書き留めておきますね!

①夕張メロンは、グローバルでも稀有な農産物ブランド

🍈そもそも超美味しいという価値がある(道民には当たり前の感覚でしたが、道外の方々も同じ感覚があるみたい)
🍈育成者権、商標権など、IP管理が徹底されている(これ、実はめちゃすごいんですよ)

②夕張メロンは、ファンが多い

🍈夕張メロンの購入経験者20名にインタビュー調査をしたところ、5年以上毎年欠かさず夕張メロンを本州の人へのギフトで買って贈っている人が30%もいらっしゃる(30年以上欠かさずお中元で贈っている方も!)
🍈夕張メロンのTwitterのフォロワーがたった4ヶ月で1万6000人もいらっしゃる (. https://twitter.com/ja_yubari. )
🍈外国人の友達が「夕張メロン知ってるよ、1玉300万円の超高級メロンでしょ、HAHA🤣」と言うくらいグローバルでも認知されている

→いやいや嘘でしょ、と思うかもしれませんが、以下の外国人向けの夕張メロンの紹介動画が、2ヶ月で15万回再生されたりしていて、巷ですごい盛り上げっているんですよ〜

これらの特徴を踏まえて考えると、夕張メロンには、まだまだ伸び代といいますか、本来あるけど隠れている多面的な価値があると思わざるを得なくて、その本来ある隠れた価値と、市場で評価されている価値の差分を、何か新しい尺度で表せないかな〜〜〜〜!と考えるようになりました。

ということで、このあたりに着目をして、自分たちのチーム(MeTown)にできることは全部やりたいな、と思っている、というのが現在地です…!!!

詳しくは、また記載できればと思います。
では、本日はこの辺りで。

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