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#23 驚きの連続! 当時の家賃と使用料も掲載 【マレーシアシェアルーム見学編】

マレーシアに留学するにあたり、私が一番気になっていたことが「生活」です。


半年間を異国で過ごすのは、1週間の海外旅行とは話が全く異なります。

正直、学校や勉強よりも重要でした。


ですので滞在先を事前に見学できたのは非常にありがたかったですね。


シェアルーム見学当日


電車に乗って行き先をGoogleマップで何度も確認し、到着します。



駅から徒歩5分くらいの開けたところに巨大な集合住宅が2棟あります。

マンション


約束の時間に中央のゲートに向かいます。

アポイントを取っていることをガードマンに伝える段取りになっていましいた。

ガードマンにシェアルーム管理人とのラインメッセージを見せ、「この時間にこの人と待ち合わせしている、呼び出してくれ」とお願いします。


ですがガードマンはイマイチ状況を理解してくれず、私にいろいろ言ってきますが何を言っているのかわかりませんでした。


「うまくいかないもんだなー」と困っていると、小柄な女性が現れてガードマンと話をしています。

その女性が私に近づいて英語で挨拶をしてきます。

彼女が管理人でした。


身長は150センチくらいで黒髪、中国系の顔立ちで非常に若く見えます。いや、幼いと形容できます。


英語で簡単な挨拶を済ませると早速建物に案内してくれます。

「いつから留学するつもりなのか」

「どのくらいの期間滞在するつもりか」

といった質問に答えながら歩きます。


私は文章にならない単語を並べた分かりづらい返答をするのですが、一生懸命理解しようと聞いてくれます。


建物は非常に大きく部屋も数百はあるのではないでしょうか。

おそらくこの女性が部屋をいくつか所有しているか、管理委託されているのでしょう。


部屋に到着です。

まず玄関には靴が7~8足置いてありました。

入ってすぐのキッチンではカーリーヘアの白人男性がコンロで何かを茹でています。

軽く挨拶して、入室。

予想より綺麗なリビングには大きな液晶テレビとL字型のソファがおいてあります。

大きな窓とベランダが奥に見えて景色がよかったです。


リビングには予想していなかったものがありました。



女性用の下着が何着も堂々と干してあったのです!


男女同室でした。

なかなかの衝撃です。

男性がいてもかまわず下着を堂々とリビングに干す。


部屋の作りとしては

共同キッチンとリビング、ベランダ、シャワー、洗濯機、トイレ

キッチンには大型冷蔵庫と調理器具が一通り揃っています。

個室は4つあります。

そのうち1つが「マスタールーム」と呼ばれていて、この部屋専用のシャワーがあります。

「いまマスタールームは空いているから、誰かがシャワールーム使っているようね」

空き部屋のマスタールームの設備を買って見つかっているあたりもファンキーです。


シャワールームは誰も掃除しないらしく、排水溝には抜け毛が溜まっていました。


各部屋には

エアコン、ベッド、デスク、収納、鍵付きの収納、カーテン付きの窓といったシンプルな作りです。



続いて建物の共有スペースなどをみて回りました。


ゴミは各フロアにあるゴミ置き場に捨てるスタイルです。

いろいろと英語で説明してくれるのですが2割も理解できず、わかったようなリアクションでしのぎます。


屋上にはジムとプールがありました。盗難アジアのコンドによくあるタイプです。

定期的に運動したかったので、これはありがたかったです。

「何時から何時まで開いているの?」など英語でやりとりします。


最後に彼女の部屋に行って具体的な金額の打ち合わせをすることになりました。

彼女は別の部屋でルームシェアをしており、その部屋にはヒシャブをしたマレー系女性がリビングでくつろいでいました。

私が部屋に入っても、「いつものこと」のようにまったく気にする素振りがありません。


管理人の彼女が部屋の金額についてメモしながら口頭で説明してくれます。

家賃

ざっくりした金額で

スモールルームが26,500円

ミディアムルームが35,000円

マスタールーム45,000円

 電気水道など3,200円

Wifi,クリーニングがそれぞれ1,300円とのことです。(現在の為替)

月に4〜5万程度ですね。


「正式に留学が決まったらLINEで連絡取り合いましょう」ということになりました。


表まで送ってくれます。


しかし外は大雨でした。。。。


(どうするか、止むまで待つか)

と思案していたのですが

彼女は「grabを呼んであげるわ」とのこと。


2017年当時の話です。

私はgrab、Uberという存在や概念を全く知りませんでした。


その点、東南アジアは誰もが使っているという状況。


私「それ何、なんのアプリ?」と聞くと

「タクシーを呼べるのよ」と言って画面を見せてくれます。


衝撃でした。。。


今では使い慣れて当たり前ですが

画面にはドライバーの顔写真

車両ナンバー

目的地までの料金

マップ上の自分の位置とタクシーの動きが見て取れる。


「なにこれ、マジですごい」

私は海外のタクシーでの移動で過去にぼったくられたり、うまく話が噛み合わなかったりといった経験がありました。

「これならぼったくられないし、金額わかるし、言葉いらないし、呼び出せるし、位置がわかるからすげー便利」


驚き興奮する私が面白かったのか、彼女は熱心にいろいろ教えてくれました。



あと、敷地内にリスがいました。



当時の英語力でよく乗り切ったなと、今改めて思います。

相手は商売ですから非常に好意的に接してくれたのもあるのですが、いろいろな衝撃と自分が英語でやりとりできたこと。


あのシェアルーム見学の経験は、非常に価値のあるものでした。

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