お迎えは水着で
先週末はお隣の男の子たちのお預かりの日。
ミーシャの誕生日パーティに行くと言うので午後2時まで。
ミーシャは以前ここにもあげた、男の子たちのお父さんの親友である。
ミーシャはすごく遠いところから来てるんだ
こっからーーーーーーーーーここまでくらい。
お兄ちゃんエイダンが部屋の端まで走って行ってその遠さを示してくれる。
ミーシャについては↓
そこでお預かりの時間、そのミーシャのバースデーパーティに持って行くプレゼントを作ることにした。
ミーシャは100歳くらいなんだ~
とエイダン。
へ~そうなの?
バーディバーディ(Birthday Party)
と最近とみに言葉が増えてきたルカ
何がイイかと考え小麦粉粘土で何か作ることにした。
バースデーケーキ作る?
と聞くと、もう4歳半のエイダンは
ケーキは本物があるからいいんだ
それならばとモールド(型)を選んで何でも好きな物を作ることに。
まずは小麦粉からの粘土作り。
子供がこのこねこねが好きなのは世界共通(笑)
水は硬さを見ながら加えていく
入れ過ぎないように
初めはネバネバでもちゃんと小麦粉に入って行くと手離れが良くなる。
程よい硬さになったらフードカラーで色付け。
やたらいろんな色を混ぜたくなるのも世界共通。
しかしせっかくの色がただの灰色になって行くのを見るのは今日はお預け(大人の都合)
出来上がったもの
お兄ちゃんのエイダンはゾウさん
字はまだうまく書けないけど、ま、いいか。
ルカは
イチゴとバナナ(多分)
ふたりともコネコネするのが好きすぎて、せっかく型どったのも壊そうとするため素早く容器の中に退避させる。(大人の都合)
さて、もうすぐピックアップの時間なのでお片づけを始めていたらお母さんからメッセージ
14:30までの延長は可能かしら?
あらお仕事長引いたのかしら、なんて思うのは大間違い。だって先ほどからビーチにいるお父さんとお母さんの笑い声が聞こえているのだ。
つまりビーチで、他の仲間とゲームをやっていてそれがまだ終わらないらしい。
日本人の私の感覚から言えばマジ?
彼ら夫婦は子供たちを愛し可愛がっているが、自分たちの楽しみの時間を取ることを決して忘れない。子供たちは平日はそれぞれプリスクール、デイケアに行っているわけで。そんな週末も、仕事の時もあるようだが、そうではない大人の都合のために男の子たちが私のところにやって来ることが多い。
日本にいるときはそんな風にすることが、いけない事だとばかり思っていた。特にお母さんは。お母さんは子供たちを何より優先して当たり前なのだと。
カナダに住むずーーと前、日本に住んでいたカナダ人の友人から、日本のお母さんてすごく子供のために犠牲になっているよね
そう言われたことがあった。でも当時はどこかピンときていなくて。
日本での育児しか知らなかったから。
勝手にそうしなくてはいけないものと思って、それでもどこか私の気持ちにそぐわないところがあるのはわかっていた。
だから日本ではまだ珍しいベビーシッターさんに預けたこともあった。それでも二人の子供のどちらかの予防接種の時とかそんな時。自分の楽しみのためではなくて。
お父さんも参加すべきでしょとお父さんにも預けたがいつも
こうすることになっていることをしていない、という思いがあった。こうすること、つまり
日本では母が育児をする事になっている
いつもこうすることになっていることへの違和感があった。
何が正しいか正しくないかではなくて。
こうすることになっていることに従うのでいいの?という問いかけ
でもこれって、こうすることになっていない場合を知らないと疑問は中々わかないわけで。
今更ながら日本とは違う子育てをここかしこに見て、自分の子育て時代を思い出すのである。そして
若者よ、日本のこうすることになっているにとどまっていてはいけない!
と叫びたい私である。
さて予定の2:30を5分ほど過ぎて、今日はお母さんがピックアップにやって来た。
水着のままで!
マジ?って以前だったら思っていただろうけれど、なんせ湖畔の夏。私も一日中水着でいるときが結構ある。ビーチで会うリタもアイリーンももちろん水着。男性たちはほぼ全員水着か上半身裸。
ま、さすがにこの日の私はちょっと丈のある短パンにノースリーブシャツでしたけど。
ミーシャへのバースデープレゼント無事手渡せたかしらん