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良いお正月を過ごすためのThe年末課題

身近にいる人をイメージし、以下について書いてみよう。
①その人の長所
②その人と私の関係の理想形(もっとこうなるといいな)
③その人の長所を伸ばしたり、その人との理想的な関係に近づくために私ができること 

これは、非常勤先の大学で出した年末課題です。
家族と友人から1人ずつイメージして書きましょうとしました。

ある学生の回答です。

【母】
①意思が強くて自己がはっきりしている。心配りと人への配慮に長けていて、気遣いができる。
②友達みたいな関係でよく遊んだりもするが、母の方がアクティブすぎるので、もう少しインドアになったらもっと気が合う
③逆に自分がもう少し、アクティブになってみる。出掛けられる機会を作って、一緒に楽しむことをする。
【Aさん(家族)】
①軽率な行動を取ったりせず、慎重で、物事を断定せずに考え、物事をきちんとする几帳面なところ。
②いつも私が頼ってばっかりで、身の回りのことはすべてやってもらっているので、Aさんに依存しすぎない関係になりたい。
③経済的にも精神的にもいったんは自分でしてみて、たとえ実家暮らしでもできることは自分でやるようにしたい。

こういった記述が本当にたくさん提出されました。
読んでいてこちらの心が温かくなりました。

そして、これらを書いた学生の感想です。

●身近な人に対しての理想形を考えることが難しかった。
改めてどんな風になりたいのかを考えると、自分が本当に望んでいることが分かった気がした。
●パッと思いつく人全員からいつもお世話になっていて、みんな私を心配したり助けてくれる優しい人ばかりで、改めて自分がどれだけ人に恵まれて生きてきたかを再度確認しました。
それと同時に、自分自身もっと成長して、いつも助けられてばかりではだめだなと思いました。

新型コロナで巣ごもり的な年末年始。
改めて身近な人を思う年末年始になるといいですね。

【補足】学生にこの課題を出した背景
僕が受け持っているのは、保育における指導計画の授業です。
指導計画には、クラス単位の指導計画もあれば、子ども単位のものもあります(個別指導計画)。
指導計画を一人ずつ書くといっても、目の前に子どもがいない学生にとってはイメージがわきにくいので、身近な人について、いまの姿と、理想形(=ねらい)と、自分の関わり(配慮、環境構成等)を書いてみようという意図のもとの課題でした。

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