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10年ぶり?3時間ジョギング

最初にたくさん言いわけを並べます。

僕は決してジョギングが得意ではありません。

むしろ苦手です。


小学校のマラソン大会、77位。

なぜかこれ覚えています。

何人中?と思われるかもしれませんが、

確か80数名しかいなかったはずです。


僕は肥満エリートなので、子供の頃から太っていました。

身体も大きかったので、まさしくジャイアンのような体型でした。

運動神経は悪いってわけじゃないんですが、とにかく長距離が苦手で。

なぜだ?

なぜ、みんなそんなに早く走れるんだ?

そんな悔しさと劣等感で、マラソンが大嫌いでした。


どんなスポーツをやっても、

全然長距離走が速くなりませんでした💦

バスケでキャプテンやってたのに!

ボートで全国大会常連だったのに!

高校の部活の練習(ボート部)で、

あまりにもランニングが苦手なことに悩み、友達に相談したことさえありましたよ。「俺、マジ体力無いわぁ…」って。

中学バスケでいつの間にやら標準体型になっていたので、体格はよかったですが太ってるってわけじゃなかったんですけどね。

身長・体重でいうと、ちょうど元・K-1ファイターの魔裟斗さんくらい。


そんな「長距離走コンプレックス」の塊だったはずなのに、

上京してから定期的に走り続けているという。

カズミチ七不思議のひとつです。

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まだ八王子に住んでいた頃に、一度だけやった

3時間ジョギング。

正確にいうとですね、いつも走るコースがあったんですが、

そこを「3周すれば45分」というようなジョギングをしていました。

ある日アドレナリンが爆発して、今日は10周走るまで終わらんぞ!って

よくわからない無意味な頑張りスイッチが入ったんです。

この時、ギブアップしたのが確か3時間くらいだったんです。

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ちゃんと覚えてませんが、あれから少なくとも10年は経っています。

「第二回 3時間ジョギング」を思い立ったのは、

紛れもなく、フリーランス転向に向けて自分への気合を入れるためです。

大袈裟と笑われるかもしれませんが、僕は生き方を変えるんです。

サラリーマンしか知らない人間が、フリーランスとして生活していく。

不安ですよぉ、そりゃぁ。未知の世界ですもの。


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時給・給料・残業・タイムカード…

職場へ出勤して時間で管理され、

月末に給料をもらうのが当たり前という、ある意味で洗脳ですよ。

それが「働く」だと。

それが「仕事のあり方」だと。

その仕組みに仕方なく馴染んで、廃人として生きている自分の行く末が

どうしようもなく無希望だったところに、


新型コロナによる世界の変貌が訪れました。


休業。時短。仕事量の減少。テレワークに時差出勤。

あらゆるイレギュラーが取り巻く日常で、

守るか、攻めるか。

自分の中でこの選択を迫られたとき、

「これは変化のタイミングだ」

それが僕の直感であり、希望の選択でした。

まるで故郷・網走市から上京した19歳の頃のように、

新しい人生がはじまろうとしています。

そのワクワクと、怖さと、決意を全身で受け入れるために。

走れなくなるまでジョギングしようと思ったんです。

なんでやねん(笑)。

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今年42歳です。

確実に歳をとっていくんですねぇ…。

心の奥深くって、あまり変わってないのにね。

10代とは言わないですけど、

20代半ばくらいからたいして変わってない気がします。

暮らしのあり方とか、お金のこととか、

生々しい部分は歳とともにキチンとしてきたかもしれませんが、

夢見る少年って部分は何にも変わっちゃいない。

だから厄介なんですが。

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そんなおじさんが、

3時間耐久ジョギングのスタートを切りました。

今走っているのは、大きな公園のジョギングコースです。

10年前と同じく、「10周」を目処にしました。


軽快に走り去るランナーをよそに、

自分のペースを守りじっくりと走り続けました。

心拍やタイムなどを計測できるイヤフォンを使っているんですが、

この日はずっとローリング・ストーンズを聴きながら走りました。


頭の中で、ミック・ジャガーが踊りながら歌っている。

時々キース・リチャーズが歌っている。

歯切れの良いキースのギターには似合わない、僕の走るペース。


5周目に突入した時点で1時間半ほど経過。

あと半分か。

疲労は溜まってきているんですが、なんとかいけるか。

次の周で水分補給&ウォーキングをはさもう!


というわけで水分補給しながら、1周歩きました。

そしてジョギング再開。

!!!両膝の上あたりがつりました。

あれ!?走れない。いきなり疲労きたなぁ。

ウォーキングを挟んだことで、筋肉への負担の落差が出てしまったか。

屈伸をしてしばらく歩く。

まだつっている。

軽く引きずるように歩きながら、寄りかかれる看板までたどり着く。

今度はしっかりとストレッチをしました。

それによって筋肉がほぐれたので、また走り出す。


登り坂はすでにキツく、ゆっくりゆっくりと走る。

僕のバックミュージックは「サライ」ではなくロックンロールでしたが、

まるで24時間ランナーのような気分。

2時間しか経ってませんが(笑)。


呼吸は全然平気なんですが、なんせ脚にキテしまっている。

もうペースを上げるのは無理でした。

2時間半を超えた頃、とうとう歩くことにしました。

覚えてませんが、おそらく8周くらいで終わったはずです。

コースをはずれて、マンションに戻ってきました。

重たい脚で階段を上がり、部屋に到着!

後半、ほとんど歩いちゃったけど、お疲れ!自分!

「きっと、これからうまくいくさ!」

そう締めくくって、ストレッチとシャワーと食事。

3時間の戦いが終わりました。

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その夜から、当然脚はガクガクでしたが、

次の日である本日、

久々のしっかりした筋肉痛です。

筋肉痛というより、下半身全体が変です(笑)。

そして。そのままファスティングの準備期に突入しました。


スーパーが危険です。

食べたいものだらけです。

それでも。

変な言い方ですが、カラダが追い込まれている感覚を

楽しみながら、今、カズミチは生まれ変わろうとしています。

(いや、変わらんってw)


今日から僕は、完全にフリーランス。

Kazumichiワークスです。

社内価値で頼られていた日々から、

社会的価値0からのスタートです。


なんでしょうこの…ワクワクは。


次の3時間ジョギングは、そうですねぇ…、

月収100万達成したら、記念に走りましょうかね!













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