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「営業実績」が伸びる考え方

向き不向きを考えない

営業というと、対人スキル、コミュニケーション能力などが必須に思えます。
実際それはある事です。
もともとその能力が高い人もいます。
「自分は向いてない」と諦めてしまう人もいます。
でも、やっていかなければならないのであれば、向き不向きを考えるべきでは無いでしょう。
実績が良かろうが悪かろうが常に考える事は、『どうしたらもっと良くなるのか』だけで良いと思います。
その前向きな発想を持てる事自体、改善されるための条件みたいなものです。

実績をロジカルに考える

営業実績が伸びない人の心理は、
■何がいけないんだろう
■話が下手なのかなあ
■向いてないのかなあ
■運がないなあ
など考えることもあるでしょう。
僕も営業していた時に考える事もありましたが、もっともっと考えると、それを考えても無意味だと気がつきました。

『僕が一日頑張って1件しか取れないものを、なんであの人は10件とってくるんだ、、、』
もう意味がわからないんです。10倍ですから。
めっちゃめっちゃ考えた結果、『時間』の概念を考えていなかったなと気がつきました。

時間の概念

1日1件しか取れなかったものを僕が10件取る方法は、
10日かければ良いわけです。
正しくは、『10日間で会う人に、1日で会えば良い』わけです。
「あ、なんだ、そうか、じゃがんばろ」
そんな気持ちでした。
(そんなの無理だよ、、、)そう思っちゃったら、もうおしまいです。
10倍の人に会うつもりでやろう!と思って取り組んでみることで、少なくとも何もしないよりは良くなります!
そんな気持ちが、下の図の『熱意』にあたるものだと思います。

熱意が大切

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これは、僕が勝手に考えた数学とは全く関係ない式です笑
実績とは、知識(スキル)と数によるものです。
そして、それを支える熱意。

技術があろうと、たくさんの対象者がいようと、
熱意がなければ実績には繋がらない。
どんなに技術があっても、話した全員から契約を取ることはできません。数が必要です。
この図は、そんな意図を表しています。

スタートは、「熱意」です。
どうにかしたい!という思いがないと、何をしたってできません。

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勉強しよう!人から学ぼう!
そういう思いで知識をつけると、「自分でもできるんじゃないか」という自信が湧きます。
自信が湧いた姿は、側から見たら「信頼できる人」になります。
お客さんは、「信頼できる人」でないと契約しようとは思いません。

たくさんの人に話そう!人を選ばずアタックしよう!
そういう思いは、結果につながらなかったたくさんのお客さんのおかげで営業トークや知識などが身に付きます。

最初に書いたように、僕も営業をしていて悩んだ時、
「10日分の人に会えばいい!」とは思いましたが、そんなのできるわけはないです。でも、やってみよう!からの努力で、2日分には話ができたかもしれません。それで、自分の限界が伸びたことだけは事実でした。
自分が変化した瞬間でした。
スタートは、全て自分の熱意です。

僕は天才ではなかったので、人よりも時間を使うことと、人と同じ時間を濃厚に使うことで、自分以上の力を出していたと思います。
それを大変で辛いことと思うか、人よりもハンディキャップをもらったと思うかは、自分次第だったでしょう。
同じ時間で、たくさんの人に話をすることを「得だ」と思ったから、大変でもやることができたと思います。

できなかったことができるようになる体験

できることをしているうちは、大した感動もありません。
できるようになる体験は、今後の人生においても大切な経験です。
面倒で厄介なことは、必ず貴重な体験を内包しています。
同じ時間、同じ仕事をするのであれば、ただ給料をもらうだけではなく、その中に隠された貴重な体験を手にいれて行く方が得だと思います。
給料は使ったら無くなりますが、その体験や経験は、またその先で新しい利益を生み出せますから。
そういうものを信じられるかどうか、それが人によって違うのでしょう。

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