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一番エモいチームを作りたくて奮闘している件

こんばんは。久しぶりに書きます。
かずまるです。

今日は開発のチーム作りについて。

今、社内のプロジェクトで、5人程の開発メンバーを共にシステム開発を進めております。

で、僕がプロマネ的なことをやらせていただいてます。

前職までも、結構プロジェクト管理はやって来たんですが、
マイクロマネジメントがメインで、あまりメンバーのモチベーションとか、
Whyについて考えないやり方をやってまして。

最近、そのやり方だとメンバーも楽しくないよなーと思い、
どんな形になれば良いのかなと考えたのが、
自発的にみんなが動けるようになるチーム」というものです。

今はまだプロジェクトの途中ですが、いくつか上手くいっている部分を紹介します。

1.タスクの管理はある程度のまとまりで任せる

例えば、システムの入力機能を分解すると、

自動入力
手動入力
備考入力
〇〇小画面入力

みたいに、いくつも画面とか入力系の機能ってありますよね。

マイクロマネジメントだと、全部の機能を担当にお願いして、WBS上も担当と期日が決まった状態になってますよね。

ただ、プロジェクトって基本的にWBS上通りに動かないです。

また、上記のやり方だと、何故その日までにこの機能を終わらせなければならないのかが、浸透しにくいかもしれません。

なので、あるまとまりの機能を伝えて、

「このまとまりのIT(結合テスト)をいつからやるから、分担はメンバー(3人)で会話して決めて。会話して、そのスケジュールが難しければ教えてくれたら僕が何かしら動きます」

と言います。これにより、

・何故これをいつまでにやる必要があるのか理解できる
・どう実装すれば各機能の繋がりが上手くいくのか考える
・メンバー同士のコミュニケーション活性化に繋がる

といった良い効果が生まれます。

2.メンバーを開発へ集中させる

これは当然と言えば当然なのですが、スケジュールや対外折衝などのストレスをメンバーへ極力与えないということです。

納期に遅れたらどうなるか、ユーザーへの説明が上手くできるかなんて、
メンバーには求めません。

納期に関しては遅れるという事実と理由をメンバーから聞いたら、あとは僕の仕事です。

謝ること、調整すること、そんなことをメンバーのストレスにしていては僕がいる意味がありません。

3.僕の言葉でやる意義を伝える

これはタイトルにもある「エモい」をしっかり表現することです。

何故このプロジェクトをやっているのか

何故君たちとこのプロジェクトをやっているのか

何故この機能はこんな要件になっているのか

こんなことを結構定期的にメンバーに対して伝えています。

そして、プロジェクトのチャットルームでは、メンバーにも、何か思うところがあれば、自由に表現するように伝えています。

最初は僕のポエムみたいなのが続いていましたが(笑)、
今ではメンバーも積極的に思いを載せてくれるようになり、
それをきっかけにコミュニケーションが生まれています。

今の所の効果

プロジェクト参画前に、頻繁に休んでいたメンバーの勤怠が良くなったり、
自然と仕様や実装についてメンバー同士でコミュニケーションをとるようになってたり、良い雰囲気でプロジェクトを進められています。

何故、自分が今の開発をやっているかについて、メンバーが納得感を持って仕事をしているように感じます。これは僕が一番メンバーに持って欲しい意識だったので、取り組みが上手く作用したのかなと実感してます。

また、社内の別チームからも、楽しくプロジェクトを進めている感じで羨ましいという話もいただいています。

正直、僕の負担(要件定義や折衝、プロジェクト管理)はなかなかしんどいものがありますが、メンバーのメンタルコントロールや、モチベーションによる生産性低下のリスクはある程度回避できているかなと思ってます。

リリースまではまだまだありますが、しっかり良い雰囲気でみんなで進められたらと思います。

また、別の工夫なんかもしてますのでどこかで共有できればな。

ほな。



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