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【セルフインタビュー】 サーカスについて調べていたら、ビジネス的な学びも多かった話。



このnoteは以下のキャストでお送りするセルフインタビューです。

インタビュアー:小木曽(イ)
インタビュイー:小木曽
撮影:小木曽
記事作成:小木曽
画像&Gif作成:小木曽
編集:小木曽


・・・



小木曽:
こんにちは!



小木曽(イ):
こんにちは。いつにも増してコミカルな登場ですね。


小木曽:
うちの会社のCMで指原莉乃さんが踊っているダンスの一部分なんですよ。

小木曽(イ):
確かに既視感あるなと思っていました。

小木曽:
あと最近はセルフインタビューも飽きられているので、こういう小道具を使っていかないと読まれないと思うんですよ。

小木曽(イ):
普通に書いてたら数字が取れなくなって聞きてますからね。

小木曽:
そうそう。動きをつけて差別化していく作戦です。




小木曽(イ):
そこに価値を感じる人はほとんどいないと思いますけどね。ちなみに今日は何について話したいんですか?

小木曽:
今日はですね。サーカスについての話をしたいので、サーカスについて聞いてください。

小木曽(イ):
わかりました。こんなに話し手に主導権を握られるインタビューは初めてです。

小木曽:
まあもともとセルフでやっている時点でインタビューとしては破綻してますから、いいのではないでしょうか。

小木曽(イ):
確かにそうですね。ところで、なぜサーカスなんか調べようと思ったんでしょうか。

小木曽:
いい質問ですね。僕が勤めている会社で、『クラウドサーカス』っていうサービスを提供してるんですよ。

小木曽(イ):
さっき踊っていたやつですね。

小木曽:
あれです。で、CMを放映するくらい力を入れてるんですけど、サーカスという名を持つサービスを提供しているのに、『サーカス』について何も知らない自分に気づいてしまったんです。やっちまったなーと。




小木曽(イ):
まあ大半の人はサーカスの知識なんてを持ち合わせてないですからね。木下大サーカスとかシルクドゥソレイユくらいしか聞いたことないですし。

小木曽:
ですよね。でも、サービス名に入っている以上もう少し深く知っておきたいなと思って、色々と勉強してみたんです。サーカスについて。

小木曽(イ):
相変わらずサービス愛が半端じゃないですね。

小木曽:
一応僕も管理職らしいですからね。で、取り急ぎ参考になりそうな本を数冊買ってみたんです。


小木曽(イ):
高っけ。どっちも8千円以上するじゃないですか。

小木曽:
惜しみない自己投資を行うって、新卒の頃に教わりましたからね。

小木曽(イ)
これはもう少し惜しんでもいいんじゃないかと思いますよ。

小木曽:
それだけ価値ある文献ってことなんですよ。プレミアとかじゃなくて、新品でいい値段しますから。あとは日本のサーカスのことも学んでおきたくて、以下なども読みました。


小木曽(イ):
徹底してますね。

小木曽:
こういう行動力はありますから。財布的にはかなりしんどいですが。

小木曽(イ)
それで、サーカスについては学べましたか?

小木曽:
実はまだ買ったばかりで、全体の半分くらいしか読めてないんですが、それでも社内で一番詳しいんじゃないかってくらいにはなりましたよ。ここらで軽くウンチクを披露してもよろしいですか?



小木曽
(イ)
あなたのnoteなので、ご自由にどうぞ。

小木曽:
まず、一般市民のみなさんのレベル感に合わせた内容からいきますね。

小木曽(イ)
なんか癇に障る言い方ですね。

小木曽:
数年前にグレイテストショーマンって映画があったじゃないですか。あれの主人公のバーナムさんって、実在した人間なんですよ。

小木曽(イ)
あ、なんか聞いたことあります。バーナム効果の人ですよね。

小木曽:
そうそう、まあなんでバーナム効果って言葉ができたのかは詳しく知らないですけど。

小木曽(イ)
そこは知らんのかい。

小木曽:
あとはサーカスを行う丸い円形のステージ(マネージュ、英語ではリング)は13メートルもしくは13.5メートルです。昔は馬上のアクロバットなどがサーカスの中心演目だったりもして、その時に都合がいいのが円形かつそのサイズだったんです。

動物サーカスって象とかライオンとかを想像しがちですけど、最初は馬を使ったものが多かったらしいんですよ、馬。

知ってました?どうせ知らないですよね?



小木曽
(イ)
急にサーカスマウント取らないでくださいよ。知らないですけど。

小木曽:
まあこのあたりのウンチクは検索すればすぐに出てくるレベルの話なのでどうでもよくて、そろそろ今日一番お話ししたい内容入ってもよろしいですか?

小木曽(イ)
相変わらず傍若無人に会話を進めていきますね。何の話がしたいんですか?

小木曽:
動物についてです。

小木曽(イ)
というと?

小木曽:
サーカスといえば動物でしょう。そもそもクラウドサーカスっていうサービス名に『サーカス』という言葉ついているのって、各プロダクトのロゴが動物だからじゃないですか。

だからいろんな演目があるサーカスの中でも、動物サーカスについては色々と知っておくべきだと思ったんです。

小木曽(イ)
確かに、玉乗りとか空中ブランコとかはあんまり関係ないですもんね。

小木曽:
ですよね。だから今日は動物サーカスの歴史についてすこーしだけお話しします。正直まだまだ勉強中なんで、深い話は次回以降ということで。誤ったことを書いて炎上したら嫌ですし、あんまり長々と話すと読者が離脱しますからね。



小木曽
(イ)
サーカスシリーズだけで何本か書くつもりなんですね。

小木曽:
一気に全部出すのはもったいないので。

小木曽(イ):
そうですか。では早速、動物について教えてください。

小木曽:
はい。まずは動物サーカスというか動物園についてです。ヨーロッパでは1830年代にも動物園的なものはあったんですけど、珍しい動物を集めて各地を巡回する程度のものだったんですね。動物小屋ってやつです。

ですが、1850年代頃から交通機関が発達するといろんな珍しい動物が各地から集められるようになりました。そして常設の動物園ができるようになってたりもして、従来の巡回型の動物小屋は魅力が薄れていったんです。

そこで、動物たちをただ見せるだけではなく、ちゃんと芸を覚えさせてサーカスに登場させるようになりました。それが動物サーカスの始まりですね。


小木曽(イ):
ほうほう。

小木曽:
ただし、サーカスとはいうものの調教技術的にはまだまだでした。バッティさんっていう人が有名なんですけど、消耗しきったライオンを檻の中で追い回して、無理やり障害物を飛ばせる、といったものだったそうです。それでもかなり人気を集めていたみたいですが。

そこからもっと人道的に動物の個性を活かしたパフォーマンスをしよう、と主張する流派の人が現れ、その考えが広まっていきました。

ヴィルヘルム・ハーゲンベックさんって人がおそらく第一人者で、動物たちの個々の本能に従って動かせば十分であり、またそうした動きは訓練可能だとしたんですね。

小木曽(イ):
動物も無理やり動かしたらかわいそうですもんね。


小木曽:
そうなんですよ。ちなみにこのころはほとんどの調教師が動物を所有していなかったんです。動物は資本だったので、よほどの財力がない限り自分で所有することはできなかったようです。

だから商業団体や経済組織の中ですでに調教されたものを、レンタルして、あたかも自分たちの所有物であるかのように管理し指揮をしたようです。そう、OEMのパッケージソフトみたいに




小木曽(イ):
上手いこと言った風ですがちょっとよくわからなかったです。そのころはどんな動物たちがいたんですか?


小木曽:
多かったのはライオンとか象ですかね。ユリウス・ゼートさんっていう有名な方は、23年間の間にライオンを300頭も飼い慣らし、18回も引っ搔き傷を負ったらしいです。

小木曽(イ):
全然飼い慣らせてないじゃないですか。

小木曽:
まあ先駆者なんでね。300頭いて23年ですから。

それ以外だと、象とか白熊とか、アシカとか、トラとか、大型の動物や猛獣が多かったみたいです。

ちなみにずっと思ってたんですけど、サーカスについて調べるきっかけになったクラウドサーカスに含まれる動物はあんまり主要キャラじゃないっぽいです。


小木曽(イ):
薄々気づいてました。小さいのとか優しいやつらばかりですからね。こども用のサーカスなのかな。

小木曽:
まあサーカスも時代に合わせて形を変わってきてますからね。今では馬とかもほとんど出てこないですし。クラウド世界ののサーカスはこれなんですよ、きっと。知らんけど。

小木曽(イ):
急に雑になりましたね。

小木曽:
そろそろ書くのも疲れてきましたからね。この形式の記事、普通に書くより疲れるんですよ。

小木曽(イ):
自分で始めといてよく言いますね。それでは、最後に何かメッセージはありますか?

小木曽:
そうですね。サーカスについて勉強していて思うことは、異業種の参入であったり、流通網の拡大による広まりであったり、時代に合わせた顧客ニーズを満たしたりっていうのは、何百年も変わらないことだと実感しました。

交通手段が拡大することでサーカスの巡業がしやすくなったり、全く別のショーに顧客を取れてしまったり、複数の演目を掛け合わせたり、相手を楽しませるという目的でいろんな試行錯誤がなされてきたんですね。

その中で変化に対応できずに変われなかったものや、変えられなかったものは廃れていくわけで、仕方がないものだよなと思いました。

そして、人の本能は今も昔も同じで、スリリングで人間離れしたパフォーマンスを観たり、道化がふざけているのを観て楽しんだりするのは、変わらない部分ですよね。やり方が変わっているだけであって。

だから僕たちも、ちゃんと時代に合わせて変わっていかないとダメだよなと改めて思いました。満たすべきは顧客の本能的なニーズ。僕もその辺りの感性を磨いていきたいと思います。

あとね、やっぱりプロダクトに関連するものを深く理解するって大事ですよ。これからサービスを広めていくにあたって、サーカスのことをめっちゃ好きな人とかも現れるかもしれないし、タブーとなることに触れて炎上する可能性もあります。サーカスって、結構闇も深いですからね。

その辺りも踏まえ、引き続き頑張って勉強していきます。

小木曽(イ):
想像以上に真面目に締めていただきありがとうございます。それでは、サーカスの知見がもう少し深まったらまたインタビューしますね。絶対書いてくださいね。

本日はありがとうございました。


小木曽
Twitter→小木曽

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