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みんなでひとつの事を目指すって、いいですよね。

このタイトルだけだと「クサイな!おい」って引きの視線を持たれる方が多い気がしますけど、

この文末に

「でもそんなのきれいごとで難しいし、なかなかできないし」

ってつけた途端、それは共感に代わるのではないでしょうか。


私が協力させて頂いた、クラウドファンディングが終わりました。

正確に表現すると「資金集めをする段階」が終わっただけであって、皆様から頂いた支援の気持ちを形にすること、そしてリターンの話はこれからなので、まったくまだまだ終わってはいないんですけどね。
私も現地に向かってコミュニケーションをとりたいなって思っている所です。

とは言ってもかなり頭も使って神経も使った日々は終わりを迎え、次の段階に進んだこともまた事実。
日々「順調に増えている!」「いっきに入ったな!!」「増えないな今日は!!!」なんてのに、していないふりをしながら一喜一憂していた日々は終わりました。

他の方がどうだったかは分からないのですが、

  • 目標を共有できた事

  • 戦略を立てて目標に向けて無邪気な気持ちをもって進んで行く事

  • 今厳しいねぇ・・・でもそのためにどうしようか!なんてことを思えた事


ネガティブな気持ちになる事も多々あったけどそれ以上に得られるやりがいと言うか、何かが多かったなんて振り返っている所です。すごく楽しかったし。

関係して下さった皆様、支援して下さった皆様、本当にありがとうございました。


話は少し変わって


僕が最近激ハマりしているのがこちら。

高校の吹奏楽部を描いたアニメ、僕はアニメに疎かったのでそこまで詳しくはなかったのですが、長きに渡って愛されている作品であり現在アニメの最新シーズンが放送されています。

殊、楽器をやっていた身であり、高校野球のブラスバンド好きとしては、演奏シーンにかなり力が入って作られている音楽のシーンだけでも素晴らしいのですが。
吹奏楽部に仲が良かった方が多かったことも踏まえると、逆にここまで見てこなかった方がおかしいのですがやはり趣味が偏っているのか触れる事なく来た訳です。


この作品、ハッキリ言ってさわやかな話は少ない気がするんです。序盤シーズンだけでも、それぞれの登場人物の紹介で出てきそうなワードを並べると

  • どこか冷めていて、何事においても引いた視線を持っている子。

  • 全国大会出場に執着を持つ、どこか扱いづらい雰囲気をまとった子。

  • 本心がどこにあるか分からない、真実なのか嘘なのか少し疑われている副部長

  • やさしさの塊だけど、少し臆病だからこそ肝心な時に泣いてしまう部長

  • 人間関係のいざこざから、少しやる気を失っている子

  • 先輩とスタンスでもめて、組織をやめていく子

  • そんな同級生に裏切られたと感じ、声も音も聞く事すら拒絶してしまう子


ベン図を書いたら重なる所が一部分しか重ならないからこそ、組織としてぐちゃぐちゃになりそうな人達なんですけど。

紆余曲折ありながらも、成長と共に楽器と言う共通武器を持って大きな大会に向けて戦っていくなんて話です。史上もっとも雑なユーフォの紹介でした。
(いや、ぐちゃぐちゃになっていた瞬間はあるんだけど)


そんな話に私はかなりハマっている訳ですが
(リアル吹奏楽の大会を見に行くくらいで)

齢30でここまで心を動かされたのは、向き合い方は色々あれど、
共通の目標で気持ちを動かせるこの「部活感」って素敵だなって思えたからなんだろうなと思っています。

「部活」という言葉から連想される「学生感」がもちろん主たる話ではあるのですが、
「組織」ってこうだよねってのが共感されるからこそ、ここまで人気も出ているし長く続く話なのではないかなと思っております。


話はまた変わって、仕事の話。


大人になると、会社を代表とした、自身の所属する組織って自分で選んでいる訳で、特に転職とかだと「ビジョンに共感しました!」「ここで働きたいと思いました!」と言う思いが最も強いのは面接の時で、その後どんどん何かが下がっていくなんて事もあるのではないでしょうか。

元々は同じ目標を持っていて、そんな中で自分も「成し遂げたい!」と思っていても、
周りの人とのギャップや人間関係に悩まされて純粋な想いを持つ事に冷めてしまう事があるのかなと。
「生きるために」と言う文脈が最優先される大人だからこそ学生の頃とはだいぶ考え方も異なるでしょう。

昨今の自分をもってして感じている事です。
そんな時だからこそ、自分が「部活感」を持って取り組める事が何かってのを見つける事が大切なんでしょうね。
それは、仕事なのかなんなのかは分かりませんが。


最後にちょっとだけ話を戻して、クラウドファンディング。


今回のクラウドファンディング、間違いなく言えるのは、それぞれの考え方やそれぞれの向き合い方はあったにしても「部活感」を持って同じ気持ちで動けたことが、歳も環境も違う皆様とすごくやりがいを持てているのかなと振り返っている所です。

まだまだやる事は多いのですが、引き続きよろしくお願いいたします。

#クラウドファンディング #響けユーフォニアム #仕事

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