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フランスに来てわかった東京の偉大さ

ちょうど2023年の4月でフランスに来てから2ヶ月が経ちました

以前は東京に3年ほど住んでいて、今回はそんな東京での経験と現在のフランスでの生活を比較をしていきます

ちなみに僕は42Lyonというフランスのリヨンにある無料のプログラミングスクールに通っていて(一応学位が貰えるちゃんとした学校です)、あくまで学生目線ということはあらかじめご了承ください

東京にあってリヨンにないもの

そんなこんなで最近youtubeを見るのにハマってまして、

  • life in New York

  • living in Tokyo

  • Singapore vlog

みたいな大都市での生活に関する動画ばかり見漁ってます

リヨンはフランスで3番目の都市で、人口で言うと51万人

東京の1300万人と比べるとかなり人口規模が小さいのがわかると思います

フランスの地方都市と東京を比べたときに、東京側の魅力として

  • クレイジーな奴らがいる

  • なんだかんだ経済的に恵まれてる

の2つを感じました


その1:クレイジーな奴ら

まずクレイジーな奴らについてですが、僕は人と違うことに情熱を注いでる人達がすごく好きです

高校生でプログラミングが好きで高校とインターンと仕事を掛け持ちしてた子とか、カンヌの世界大会出た人とか、世界中を旅した後に学校を始めた人とか

そういった人たちと一緒にいたいし、仕事もしたいです

きっとその方が新しい発見があるし、楽しいから!

東京では幸いなことにそういった変な人たち(?)とお会いする機会がたくさんあったのですが、リヨンでは外れ値的な人は少ない印象です。みんな割と真面目、というか地元に就職したいという人が大半です。ストーリーを持っていて、リスクを取って起業とかしたいみたいな人はやはり大都市に吸い寄せられているのが現状かなと

その点東京は今時点でも日本中、しいては世界の各国から優秀な人材が集まって、強いビジョンとエネルギーに溢れたコミュニティーが数多く存在しています。それってやっぱり大事だし、20代のうちは色々な価値観の人から学びまくれる環境に身を置きたいです

リヨンの人はめちゃめちゃ優しくて、お陰で僕のフランス語も大分伸びたのですが(みんな本当にありがとう、、、)

来年はパリに引っ越そうかなと思います


その2:なんだかんだ経済的に豊か

2つ目の経済的に恵まれているという点ですが、東京の物価はマジで安いです(東京というか日本全体が)

まず家賃ですが、四ツ谷のシェアハウスに住んでいたときは光熱費込みで6万でした

今はGare de Vaiseというリヨンの中心から離れた場所のシェアハウスですが、家賃が光熱込みで月413ユーロ(約6万円)です

そう、これほどまでに規模の違う都市で家賃が同レベルなのです

むしろ立地の利便性は下がってる…

また新しい服やちょっとした小物を買いたい時にも日本のユニクロやダイソーみたいな店はないです。ユニクロはありますが、こちらだと海外ブランド扱いなので普通にパンツ1本6000円とかします。なのでH&Mで済ませたり(それでも日本のユニクロより高い)、そもそも物を買わなくなりました

逆になんでこんなに東京は安いんでしょうか?どなたか教えてください笑

加えて給与、雇用機会も東京の方が断然上なので、なんだかんだ東京の人は経済的に恵まれた生活をしているだと気づきました。

ニューヨークのドキュメンタリーを見た時に実感しました。数千万円の学生ローンで大学を卒業した挙句、熾烈な就職競争に加え、就職後も住宅高で極狭アパートに生活を送る若者たち…まあおそらく数年後の東京も似たことになるんでしょうが


じゃあリヨンにきて後悔しているか

不況だの時代遅れだの色々騒がれている今作ですが、未だに東京が世界の巨大都市である事には変わりないです

だから海外に比べて…みたいな文脈で語られるとき、つい将来が不安になりますが、それは青芝だし、世界的に見て東京はかなり恵まれた都市だと僕は思います

海外だって問題は山積みですから

そしてリヨンに来て後悔しているのか、答えはNoです。フランス語めっちゃ伸びたし、自然綺麗だし、お財布にも優しい街なので、学生をするにはおすすめの場所です

ただ骨を埋める覚悟はあるかと聞かれたら確信は持てませんでした。やはり東京のような次々に人が入れ替わる、そんな場所をまた体験したい…

なのでB2まで伸ばしたら絶対にパリに行く、それが2ヶ月時点での僕の結論です

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