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算数が理解できない自分

”ぼくは今でも算数が理解できません”

過去の自分を振り返ると、小中高いずれも惨めで周囲との隔たりを感じていました。

他の同級生は皆ほぼ同じように問題を解いてるのに対し、何故自分だけ算数・数学ができないのだろう、何故こんなにも理解できないのだろうと。


こういった数字が苦手な方が他にいないだろうかとググってみたところ、
算数障害(ディスカリキュリア):算数、推論の困難

という学習障害の一種があるということを初めて知りました。

今回は算数・数字全般が苦手な筆者の体験談をありのまま話してみようと思います。


1 テストを受けるも平均点以下。

何度テストを受けても平均点を超えたことはありません。

そのたびに担任の先生に指摘を受けてきました。

小学校4年と5年の頃、放課後とある先生に図書室の奥の部屋へ連れられて一人だけ数字計算に関する知能テストの様なものを受けさせられたことがありました。今振り返れば明らかに知能に関して問題のある生徒を疑ってるような感じでしたね。

他の科目は頑張れば何とか平均点ギリギリに届くことはあったけれど数学だけはどうしても理解できませんでした。そのことが原因で中学の頃周りの同級生に学力の無さをやたら指摘されたり嘲笑の的にされることが多々ありました。(よく「しんしょー」とか「知的障害者」と揶揄されてばかりでした。)

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算数障害(ディスカルキュリア)

算数障害に関する特徴は以下の様に取り上げられています。

・簡単な数字や記号を理解しにくい
・繰り上がり、繰り下がりが理解できない
・図形やグラフが苦手、理解できない
・数の大きい、小さいがよくわからない
・文章問題が苦手、理解できない
・図形やグラフが苦手、理解できない


恐らくこの障害そのものを知らない方が殆どだと思います。学校の先生もしらないでしょうし、会社勤めの方も同様に知らないことが多いでしょう。僕も知ったのは割と最近です。


3 料金計算が苦手

以前勤めていた携帯会社での電話応対はかなり大変でした。

当時は色んな部署を異動してはまた異動になったりとてんやわんやで、中には計算を伴わない技術的な分野の部署にいたこともあったので、その頃は比較的対応しやすかったですし、個人的にも数字を扱わないのでやってて気が楽でした。

その後上記の技術系の部署が無くなり、最後に移った料金・キャンペーン等その他全般を扱う総合案内窓口での対応はかなり苦痛でした。

ただでさえ案内する側にとっても携帯会社の料金体系やキャンペーンの内容は非常にややこしくてわかりにくいものが多々あって、どれが対象でどれが対象じゃないかとか又は料金の内訳やプラン計算などが非常にわかりにくいと感じたことが沢山ありました。電卓を使っても途中「あれ、これであってるのかな」とか「どこか計算抜けてないか」などミスが多かったのを今でも覚えています。

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4 最後に

数字をうまく扱うことができない、それが原因で罵声を浴びたりパワハラの対象になったりそれが原因で精神疾患を患ってしまう等、日本でもこういった数字が苦手な方は沢山いると思います。

諸外国の事情はよくわかりませんが、現代の日本社会ではこういった方々に対する理解・配慮といったものはあまり浸透していない印象があります。

もし、身近に数字・計算が苦手な方がいらっしゃいましたら、できる限りフォローしてあげてください。この様な問題を少しでも減らすにはやはり周囲の理解・配慮というものが必要不可欠だと僕はそう感じます。


一人でも多くの方々にこういった学習障害のことを知ってもらいたいという風に考えています。

拙い内容でうまく話せていない部分もあるような気はしますが、最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。


僕自身、つい最近仕事が決まったとはいえどこかで躓いたりしないか不安でいっぱいではありますが、こんな僕みたいできない大人でもこうして何とか懸命に生きてますので、決して自分自身を責めないでください。

僕の記事を通じて一人でも多くの方の心が軽やかになれたら幸いです。

今後ともよろしくお願いします。

Thank you for reading to this the end
I hope you enjoy your life
Have a good day

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