むらかみかずこ/手紙名人 (一社)手紙文化振興協会 代表/ビジネス手紙(有)代表

NHK Eテレ・毎日放送「プレバト!」一筆箋講師、著書・監修書23冊、累計40万部超、…

むらかみかずこ/手紙名人 (一社)手紙文化振興協会 代表/ビジネス手紙(有)代表

NHK Eテレ・毎日放送「プレバト!」一筆箋講師、著書・監修書23冊、累計40万部超、『感じのいい人がやっている 絶妙3行文章』(PHP研究所)『書き添える言葉300』『お客の心をつかむ3分ハガキ術』(日経出版)ほか https://www.yourltter.jp/

最近の記事

  • 固定された記事

「お客様に話を聴いてもらえない」悩みに対してできること

こんにちは、自己紹介します。むらかみかずこです。 埼玉県所沢市生まれ。 幼少の頃からの大の手紙好き。 20代前半で遠距離恋愛を経験。2年半で550通の手紙を書く。相手からは600通近くを受け取る。 数字をならせば週休2日。仕事で疲れて帰宅しても、郵便受けの中にいつも手紙が待っていた。その瞬間の喜びが日々の糧だった。 大学卒業後に勤めた一般企業を4年で退社し、小さな編集プロダクションに転職。執筆・編集・印刷などの基礎を学んだ後、29歳のときに結婚のため広島・福岡へ。 自営

    • 二十四節気とは…?

      こんにちは。 手紙文化振興協会/ビジネス手紙 むらかみかずこです。 今週7日(月)は、二十四節気の「白露(はくろ)」節入りの日でした。 日中はまだまだ陽ざしを除けながらでないと外を歩けませんが、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。 二十四節気は、旧暦(太陽太陰暦)を使用していた頃に、季節をあらわす工夫として編み出されたものです。 一年を24に等分し、その区切りと区切られた期間に「立秋」「秋分」「冬至」「大寒」「立春」「夏至」などと24の名前をつけ、季節の節目を示す言

      • 人と会えない今、手紙を書こう!

        こんにちは。 一般社団法人手紙文化振興協会/ビジネス手紙有限会社、代表、むらかみかずこです。 コロナ自粛、猛暑、台風… ハードな毎日が続きますが、いかがお過ごしですか。 夏が終わり、これから秋がやってきます。 天候が不安定な季節の変わり目、心も不安定になりやすいですね。 体調管理に気をつけて、笑顔で元気に過ごしましょう! ■人と会えない今、手紙を書こう!ドイツではメルケル首相が手書きの手紙を推奨。 アイルランドの郵便局では、国民にポストカードを2枚ずつ支給し、 送料無

        • ネガティブな表現を前向きな表現にあらためる

          こんにちは。 一般社団法人手紙文化振興協会/ビジネス手紙有限会社、代表、むらかみかずこです。 世の中が大変なときこそ、 自分がしっかりして、まわりによい影響を与えたいと、 ふつつかながら、そう思っています。 声に出して発する言葉、 メールやLINE・SNS・チャットを送るときの言葉を 前向きな表現にあらためましょう。 ちょっとした心がけによって 身近にいる大切な人はホッとするでしょう。 何より、自分の気持ちが安定します。 ■前向きな表現にあらためる▲何かと大変

          身近な人と、丁寧につながりたい

          デジタルから人肌へ一日に何回、何十回と携帯電話やスマホの画面を見ることが当たり前になった今、わたしたちはその画面の向こう、SNSやLINEの先にいる相手のことを、どれくらい知っているでしょうか。 相手の人柄や考え方をどれほど深く理解し、信頼し、つきあっているでしょうか。 ネットのスマホのおかげで瞬時に大勢とつながれるようになった一方で、身近な人ともっと丁寧につながりたいという風潮が強くなりつつあるようです。 年賀状を例にすると、儀礼的に送るものが減少する中、一枚の重みを

          宗教や芸術から、何を学ぶか? 平和を祈って。

          趣味でやっている合唱で、昨年秋、ヴァチカン市国に訪問できたことは、今思うと、本当にラッキーでした。 曲はモーツァルト「戴冠ミサ」とグレゴリオ聖歌です。 半年かけて、熱を入れて練習してきました。 合唱練習のほかに個人レッスンも受けてきましたし、自宅でもしょっちゅう自主練していました。 宗教のことはよくわからないことばかり。でも、せっかくサン・ピエトロ大聖堂でミサに参列させていただくのですから、聖書のさわりをかじったり、ルネッサンスやヴァチカンについて書かれた本を何冊も読んだ

          どんな30代を過ごしたか?

          先日、年下の女性から「どんな30代を過ごしましたか?」という質問を受けました。 わたしの30代は、ほぼ仕事一色でした。 33歳で結婚していた人と別れることになり、埼玉県内の実家に戻ってきたとき、わたしは夫もいない、子どももいない、当然、彼もいない。勤めている会社もない、資格もない、お金もない…。文字どおり「ないない尽くし」でした。 仕事についていうと、もともとライター志望でしたが、結婚時には福岡県内で自営業の夫の仕事を手伝っていましたから、自分のやりたかったライター仕事は