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元教員なのに子どもが苦手って、どう思います?

私は約10年半小学校教師をしていました。
(育休や休職入れると勤続14年)

そして今も教育には想いがあります。

でも、子どもと直接関わりながらの何か
(イベントとか教育ボランティアとか)
をやることは、今のところしないつもりです。

それには理由がいくつかあって、

大人が変われば子どもが変わると信じてる。
子どもはそのまま自由に自分を信じて進むことが大事。
周りの環境こそが大事。

大人への気づきを与えることが好き。
新しい世界や新しい視点を共有することが好き。
大人向けに書くことが得意。

自分の信念や持ち味からして、
それが自分の力を発揮できる場所だと思ってるからです。


それと、もう一つ、
実は子どもが得意ではない、というのがある。

嫌いじゃない。
子どもという存在が好きではある。
でも一緒に遊んだり活動したりすることは
積極的にやりたい方ではない。
むしろ避けたい。

どちらかというと、観察していたい。
観察しながら想い巡らせていたい。

これなら一緒にいられる。

でも、どうしてもこちらの都合で動かさなきゃいけない場面があるし
逆に子どもの都合でこちらが動かなきゃいけないことがある。
それがどうにも苦痛。
待てない、臨機応変にできない、とか私の課題満載だけど、
でも苦痛なら無理してやらなくていいと思う。

我が家ではそんなときは夫にお任せ。

もちろん、私の大事な役割もある。

膝の上で子どもを泣かせる、想いを聞き取る。
これは私が得意だし大事にしたいことだから、
全力でやるのですけどね。


でも、親なのに、教師だったのに、教育に想いがあるのに、
子どもと接するのが苦手って、
ダメでしょうーー

ってやっぱりどうしても思ってしまう。
そんな自分、できれば認めたくない。


子ども2人を連れてお出かけするのが苦手だったけど
最近できるようになった

って発信した時も

「そんなにも子どもが苦手だったとは」

みたいなコメントがあって、何気に傷ついたりした。


立場上とか、人としてとか、
本当はこうあるべきに縛られて、
自分はダメ親、ダメ人間なんじゃないかって
自分を下げる思考をしてしまう。

だから昔は虚勢を張ってた。
私はなんでも受け入れられる人。
広い心を持ってる人。
子どものハチャメチャ、いいねいいね!
大丈夫、大丈夫。

ほんとは苦手なところあるのに、
苦手じゃないふりをする。
すべてOKなふりをする。
そんなふうにしてキャパオーバーになってたら
本当に自分が見たり感じたりしたい世界を見逃すことになってしまった。

私のフィルターを通してみる子どもの良さ、美しさ、素晴らしさ。

自分に無理してると、本当に大事なものを受け取れない。
そして、本当に大事なものを渡すこともできない。


自分の好きや苦手やキャパを知ってることって、
ほんとに大事だ。

そんでもって、知ってるだけじゃなくて、
それを表明してその自分で生きる「実践」ができることが
めちゃくちゃ大事で目指したいところだ。


大人がギュッと何かに縛られて生きてるのを見た子どもは
きっと、苦手なことも人生ではやるもんだと学ぶ。

でも、

大人がいろんなものから解放されて生きてるのを見た子どもは
きっと、自分も苦手なものを手放していいんだと学ぶ。

このセオリーを私は信じてやっていく。


苦手をがんばって克服するのではなく、
苦手は手放して、その代わり
自分のできる最大限を発揮する人生に。

そんな自分らしいスタイルを見つけていきましょう!


この自分の弱さを書いて発信するのにも、
怖さがないわけではないけれど、
誰かの何かの役に立てばいいな。



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