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これからの時代の生き方・働き方

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教員を退職して、地方移住して、我が子の不登校に向き合って、起業して、教育の活動をして、実際にこれまでの生き方・働き方をアップデートする行動をしながら見えてきたものを書いています。
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2024年1月の記事一覧

苦しかったのは「自分らしさ」とのギャップ

昨日は、教員を退職したのは 仕事と育児の両立が難しかったから・・・ という切り口で書きました。 だけど、根本的にはそこじゃなくて、 仕事でも家庭でも役割が増え 時間的・精神的に余裕がなくなり、 自分らしくいる 自分が自分でいる ということができないことがいろんなところに支障をきたしているんだということも書きました。 特に私は、若手のうちはまだいいにしても 中堅と言われるようになってからは、 ちゃんとした教員でいよう できる教員でいよう あの先輩みたいに威厳があって

仕事と育児の両立って、意外と簡単かも!?

私は、なぜ教員を退職したか? それを聞かれた時に、よく 「仕事と育児の両立に苦しんで・・・」 って答えることがあります。 いろいろ大変だったけど、表層のわかりやすいところを言うと、 そこがまぁ大きかったかなと思うから。 確かに、そうだった。 んーー、でも、それだけじゃない。というのが本当のところ。 私は、コーチングで、その人らしさ、その人だからこその価値を引き出し、発揮する人生へと導くお仕事をしていますが、 クライアントさんも最初は仕事と子育ての両立に悩んでいて

辞めたら自由になれると思っていた。

仕事を辞める選択をする人が増えています。 一生安定と言われた公務員を手放す人も多い。 私も元教員。 辞めないにしても、多様な働き方をしている人を見る機会が増えたし、 政府も企業も推進しているくらいだから。 「場所や時間に縛られずに」とか、当時はめちゃくちゃ憧れたなーー 私が辞めた頃はまだここまで露出がなくて ほんの一握りって感じだったけど それからたった5年でこれだけ多くなった。 ってことは、ここからまた数年で一気に変わってくるでしょうね。 でも、タイトルにもありま

私が教員を辞めたくなった時。

私は2019年3月に14年勤めた小学校教員を退職しました。 個人的に知ってる方、相談にいらっしゃる方、 教育の対話会をして、SNSを見ていて、 「しんどいな」と思っている先生 「辞めたいな」がちらついている先生が多いです。 実際辞めている先生も多い。 このままじゃ教育界ほんとにどうなっちゃうんだろう。 学校の外からできること、やっていかなくては。 それで、私も思い返してみると、 「しんどい・辞めたい・もう無理かも」 そう思うタイミングが幾度かやってきていました。

自分の気持ちを無いことにするしかなかった

今私が教育のフィールドで活動する原点、 それは、 自分らしさ溢れる学校に変わっていってほしい という切なる想いです。 ということは、今は、 自分らしくいられない学校 だと思っているということ…なんですよね。 その人次第ってところではあるけど、 でも簡単にはいかない。 自分のままじゃいられない そのままでいちゃいけない 全体のルールがまず優先 周りに気を配ることがまず大事 自分の言いたいことやりたいことはちょっと我慢して まずこのやるべきことをやりましょう あなた

教育現場に必要なこと、それは・・・

今日は教職員組合の方との談話会だった。 退職された方も含め、教員という立場の人たちと、教育に関して何かできないか?と考える母たちとの談話。 学力状況調査の歴史や今現在、 またICT活用の実態あたりがテーマだった。 学力調査の結果が公表されることで どうしても上を目指そうとする風が起きる。 調査のための事前対策=過去問を指導する時間、 私も「やるもんだ」と思ってやってきていたけど、 これは義務でも何でもないし 今思えば、 本当に子どもたちのためだったのか? そこに

ただ「こなす」だけの仕事、勉強、宿題、やめよう。

今日、自分の名刺をキャンバでデザインして発注しました。 人生初名刺。 教育での活動を進めていく上で 名刺が必要だなと思う場面が増えてきて 作ろう作ろうと思いながら なかなか手をつけられず… もういい加減やらなきゃと重い腰を上げた。 だいたいこういうのって 肩書きのところで迷うんです。 自分で事業をつくってるからこその悩み。 でも今回は、これでいこうって決められた。 お渡しする人たちを思い浮かべ 今やっていること やりたいこと 目指したいこと 自分の良さがより発揮

不器用な私の生き方

ぐんま教育キャラバン 地元群馬から、教育を楽しくてワクワクするものに変えていこうよと 仲間と立ち上げました。 3月9日に大きなホールを借りて、イベントやることに決定。 先ほど、当日パネラーとしてお話いただく方々と打ち合わせZoomをしたのですが、 じんわり幸せを感じました。 私、教育には想いがあります。 だけど、不器用だし、慎重だし、 かと思ったら猪突猛進だし、 一人じゃ何にもできないんです。 それが、みんな集まると、 あぁしたらいい、こうするといい、 これや

もう限界。でもまだやれることがある。

今日午前中、現役の先生とのセッションだった。 先生たちの現状、学校の現状、 もちろん進歩もしているけど やっぱり表面的な気休めなテコ入れでは もう限界だと改めて思う。 でも、やれることもあると思えた。 リアルの声を聞いたために 具体的な案も浮かんだ。 今できる一歩は本当に小さいけど、 やってやれないことはない。 できる。やれる。 やりたい。やらなきゃ。 そんな気持ちになった。 先生の人生も大切にしてほしい。 だけど、 子どもや未来を思う気持ち 今の教育を案ず

何者でもない私、何者かではある私

私は今、教育のフィールドで活動しています。 子どもたちのためであり 先生たちのためであり 親たちのためであり 未来のために 夢や希望はとてもでっかい。 強い自分でないと、到底できない。 でも時に、 自分に一体何ができる? 何者でもない自分に、何が? そう弱気になることもある。 昨日運転していたら 山がとてもきれいに雄大にみえた。 あー、私はちっぽけだな。 私の一歩なんてたいしたことない。 そう思った。 けど、 私にしかできないこともある。 私にしか見えない

「教員はオワコン」って言葉を見て。

昨日は、教員を辞める人が多いことについて書きました。 インスタなどを見ると、 教員は大変だから、非常勤講師になって、 +副業をするのをすすめている人が多い印象。 教員の働き方も、ほんとに変わっていきますね。 そんな中、 「教員はオワコン」 って言葉が目に入ってきて、 もやもやモゾモゾしました。 非常勤講師をしてるってことは 学校現場にいるってことで そこで働いている先生をオワコンと・・・? 中身を見てみると、 「そう言われてるけど、教員は素敵な人が多いよ」

先生を辞める人が多い、今をみて。

最近、たまたまなのか、 それとも本当にそっちに傾いてるのか、 先生を辞める宣言をしている方の発信を多く見かけます。 私が辞めた5年前は、まだそこまで多くなかったのか、 発信してる人がいなかったのか、 あまり出会うことがなかったのだけど、 今は、 大変なら、辞めたほうがいい 別の生き方しよう ってメッセージが溢れているように感じます。 かく言う私も 辞めるという決断をしたからには、 これから自分の人生を思いきり良いものにしていこう! そういう前向きな気持ちもあったか

いまだ自信がない…

私のセルフイメージに 「自信がない」 っていうのがあります。 退職して 移住して 自分でイベントや講座企画して いろんな人と繋がって いろいろやってるけど 決して自信満々な人間ではなくて 不安になりながら おそるおそるやってます。 つつかれる、くじかれるってことに 非常に敏感で 思い切りやってるようで 思い切りできない そんなもどかしさを感じながら でも自分の想いに気づいてしまったから やりたいことが見えてしまったから やらざるを得ず ビビりながらおそるおそるや

「豊かな人生」って?

今日夫とそんな話をしました。 教育の活動をしているけど、その原点は 私自身が生き方・働き方で行き詰まって 人生を考え直したことにあります。 安定した収入があり マイホームがあり 結婚して子どもがいて 時々旅行に行けて それが豊かな人生だと思って 築いてきたけれど それには 「多少なりとも自分を犠牲にして働く」 ってことが付いてきてしまって 私はかなり犠牲にしちゃうタイプで キャパオーバーもオーバーで ついに立ち行かなくなってしまった。 我慢、妥協、諦め、 自分に