見出し画像

「教員はオワコン」って言葉を見て。

昨日は、教員を辞める人が多いことについて書きました。


インスタなどを見ると、
教員は大変だから、非常勤講師になって、
+副業をするのをすすめている人が多い印象。

教員の働き方も、ほんとに変わっていきますね。


そんな中、

「教員はオワコン」

って言葉が目に入ってきて、
もやもやモゾモゾしました。


非常勤講師をしてるってことは
学校現場にいるってことで
そこで働いている先生をオワコンと・・・?

オワコンとは、主に一般ユーザー又は個人ユーザーに飽きられてしまい、一時は繁栄していたが現在では見捨てられてしまったこと、ブームが去って流行遅れになったこと、および時代に合わなくなった漫画・アニメや商品・サービスなどを意味する日本のインターネットスラング。

ウィキペディアより


中身を見てみると、

「そう言われてるけど、教員は素敵な人が多いよ」

って内容だったんです。


それにはものすごい共感しました。


私が勤めた学校の先生たちも
お世話になった教育委員会の方も
教育学部で一緒だった友人も

出会ってきた先生は
みんな素晴らしい人たちでした。

(100%じゃないにしても、95%はほんとにそうだった)

ただ私が恵まれているだけだったのかな?


ともかく、

教員はオワコン

それは真実ではない。
言ってほしくない。
別の思惑があって言ってるだけなんじゃないか。

だとしたらその言葉による影響力まで考えてくれたか。
その言葉が広がった先に、
先生、子ども、保護者、先生を目指している人、社会、
と考えると、いいとは言えないよな。

そんな気持ちのもやもやモゾモゾだった。


その一方で、


保護者として先生と接する時に
血が通ってないような感覚も
実はあるんです。

隔たりを感じるというか
防護服を着てるように感じるというか

私もそうだったのかもしれない。

自分そのままではいられない
心を無にしないとやっていけない
キャパが残ってない

そんな仕事なのかもしれないなぁ。

そこにずっといるのがつらくて、私は抜けた。
オワコン、かぁ。。


でも、その奥にいる

本来の先生一人一人が
素晴らしいことは変わらない。


つまり、

今の教育システムは、先生一人一人の素晴らしさが発揮されないものになっている

ということ。


だから、私は教育に対する活動をして、
行政にもアピールしていきたいと思っています。

でも、仕組みが変わっていくのには
やはり時間がかかるので、
先生一人一人が、そのことに気づいてほしい。

このままやっていける自信がないと思っても
それは当然のことで
元々持っている能力や教育への想いに立ち返れれば
それは教育を立て直す大きな戦力になる。

それは先生を幸せにすることだし
子どもたちや未来を幸せにすることになる。


私も、忙しくて、何もかも中途半端にしかできなくて
なんて自分は能力が低いんだと思ってきたけど、
それは環境によるものが大きかった。

教育への想いも、自分にはないんじゃないかと思ってきたけど
それを引き出してもらえる機会がなかっただけ。
私にも熱くなれるものがあった。

自分だからこその力、自分だからこその想いを
ちゃんと自己認識できたら状況は変わる。

私もこれだけ活動できる人間になれた。


だから、諦めないでほしい。


何でもできるオールマイティな人じゃなくて
自分だからこその力を発揮して貢献できるオリジナルな人に!


先生がみんなそうなったら、教育が大きく変わるなぁと思って
そんな未来にワクワクしています!

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,083件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?