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サッカーの目的を知り、相乗効果を起こす。

前回もアルゼンチンサッカーの育成について触れてきました。

その中でも『アルゼンチンサッカーは「個」を育てる』と述べてきました。

僕は実際にアルゼンチンサッカーの育成を経験してきたことでアルゼンチンで得た育成理論に凄く賛同しています。

アルゼンチンがチームとして「個」を育成するのは、より才能のある選手を育てヨーロッパへ売り、その資金でまた新たな未来の才能を育てるといった循環サイクルがあります。
僕も所属していたチームでそのような相乗効果を生むチーム経営の実態を見ました。

アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督はトップチーム監督という立場からトップチームの選手を育成しています。
インタビューにて自身で答えていました。

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サッカーはチームスポーツですが、個人の能力を高めることで各々のパフォーマンスが上がり、チームもそれにより更に強くなります。
この攻守の繋がりから生まれる成長がアルゼンチンには隠されていると感じています。

アルゼンチンからスーパースターがたくさん出てくるのもこれが1つの要因になっていると思います。

アルゼンチンサッカーは色々な相乗効果を生み出しています。

僕がアルゼンチンサッカーの個を育てる育成を賛同している理由は、サッカー育成の本質を感じているからです。

チーム内部はサッカーへの情熱に溢れています。

育成の方々はサッカーの才能を育てることに毎日情熱を持ち、選手たちは明日のプロサッカー選手を目指し、各々の夢に情熱を抱いています。

そういったサッカーと情熱でチームに繋がりを齎しています。
チームに関係する全員が各々の立場からサッカーで夢を持ち、相乗効果が生まれていると感じました。
ライバルも多く、競争も激しかったですが、みんな楽しそうにワクワクしていました。
僕はそういう人間関係が大好きです。

それを実際に経験したので、その育成環境にとても共感を抱いています。

そこで得た経験や知識を今の子供たちにもっと伝えていけたらと思います!

以前から「個」と言っていますが、それを具体的にご説明し、何をするべきかお伝えします!

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