お金の意味について考える
お金って、金属や紙なのに、どうしてそれに価値があるのだろう。
そんな疑問を持ったことのある方は多いと思う。
お金の成り立ちについてはインターネットや歴史の教科書などを見ればすぐ出てくるので詳しくは書かないが、簡単にいうと、お金は「信用」である。
お金は信用があるものだから、それ単体ではなにもできない金属片や紙切れと引き換えにさまざまなものを手に入れることができる。
逆にいうと、信用さえあればお金がなくても欲しいものは手に入れることができると考えられる。
あなたは親に食事代を取られるだろうか。
友人に要らないものを定価で売り付けるだろうか。
当てはまる方もいなくはないかもしれないが、自分が信用している相手に対しては、無償で何かを提供したり、少なくともまけてあげたりしようとするのではなかろうか。
また、お金をたくさんもらっていても満たされない人もいれば、お金を多く持たなくても幸せに暮らしている人もいる。
後者は「足るを知る」という言葉の体現で、お金がなくても生きていくことはできるということを教えてくれる。
欲しいものを手に入れるためにはお金があるに越したことはないが、お金をたくさん手に入れることに執着したり、お金に踊らされる人生になってしまったりするのはもったいない。
お金は人間が作り出した虚構の結晶である。
上手に付き合っていこう。
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