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ストレス・コーピングでストレスにうまく対処しよう

今回は、現代社会では避けては通れないストレスを日常生活で感じた時に、ストレスに上手く対応する方法について取り上げてみようと思います。

ストレスの元(ストレッサー)とうまく付き合い対処しようとすることを、ストレスコーピングといいます。

ストレッサーによって過剰なストレスが慢性的にかかると心身へのさまざまな悪影響が考えられるため、健康を維持するにはうまくストレスコーピングすることが必要になります。

ストレスコーピングの方法は、大きく以下の2つに分けられます。

問題焦点コーピング
ストレッサーそのものに働きかけて、それ自体を変化させて解決を図ろうとすること
(例:対人関係がストレッサーである場合、相手の人に直接働きかけて問題を解決する)

情動焦点コーピング
ストレッサーそのものに働きかけるのではなく、それに対する考え方や感じ方を変えようとすること
(例:対人関係がストレッサーである場合、それに対する自分の考え方や感じ方を変える)

ストレッサーそのものが対処によって変化可能な場合は問題焦点コーピングが適当で、ストレッサーが対処によっても変化可能でない場合は情動焦点コーピングが適当であると考えられます。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット

自分も対人関係でストレスを感じやすく、その際、問題焦点コーピングによって相手に直接的に働きかけて対人関係を改善できればいいのですが、

面と向かって自分の意見を言うことが苦手で、そもそも、人を変えるということは難しく簡単な事ではないため、結局、情動焦点コーピングで「まあ、その人それぞれの考えがある、○○さんと自分は価値観が合わないんだ。仕方ないな・・・」と片付けてしまいます。

このように情動焦点コーピングで、自分の思考をコントロールして乗り切るのも一つの方法としていいですが、自分の場合はもう少し、問題焦点コーピングで相手を尊重しつつも自分の気持ちを伝えて問題を解決できればいいかな、と思っています。

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