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起業6ヶ月目の振り返り(つなぐIP)

こんにちは。つなぐIP株式会社CEOの
朝倉 和彦です。

1人で会社を立ち上げた経験を基にしつつ、
今回は、起業6ヶ月目を振り返ります。

起業を予定されている方や起業に興味の
ある方へ、僕が実際法人を設立してから
6ヶ月間の実体験を含めご紹介します。

僕の経験が少しでも起業の参考になると
いいなと思っています。


初めに簡単な僕の自己紹介です。

2019年4月1日につなぐIP株式会社を
設立し、知的財産アドバイザー事業、
起業アドバイザー、自社メディアの運営
などを行っています。


法人設立後3ヶ月

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以前、起業3ヶ月目の振り返りでも記載をしましたが、法人設立から3ヶ月の間に、様々な役所へ手続きが必要となります。

【役所手続き(東京23区内の場合)】
①法務局→登記を申請した日=法人設立日
②年金事務所→登記から5日以内に手続き要
③都税事務所→事業の開始の日から15日以内に手続き要
④税務署→登記から2ヶ月以内に手続き要
 ※雇用がある場合は、労基署やハローワークにも届け出が必要です。

それぞれの手続きは郵送でもできたりしますが、直接行くことで書類の記入に関する相談ができますので、ご自身で必要書類を作成した場合は、直接役所へ行く方がいいと個人的には思います。

起業してから3ヶ月は、手続きをアウトソージングしている場合は別ですが、1人起業をすると事業や役所への手続き等でバタバタします。

ドメイン取得、ホームページ作成、会社資料作成、契約書作成、名刺作成、銀行口座開設などなど、事務的なことも多々考える必要があります。

法人設立後6ヶ月(役所手続き)

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法人設立後3ヶ月以降、役所への手続きとしては、源泉所得税の納付が必要となり、原則として対象となる支払いが生じた月の翌月の10日までに納付します。

ただ、「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を税務署に届け出ていれば、年2回の納付となり、7月と1月に源泉所得税の納付をすればよくなり、手続きを簡略化することができます。

ご参考までに源泉所得税について、国税庁のサイトにて確認ができます。

源泉所得税の納付は、e-Taxを利用してもできますし、金融機関や管轄の税務署の窓口で納付することも可能です。

起業後の住民税や源泉徴収、給与計算等々、税金関連は自分でやろうと思うと結構大変です。予実管理も必要ですし、数字には強くありたいですね。


法人設立後6ヶ月(事業に関して)

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ここからは、事業の説明っぽい内容のため、興味のない方は読み飛ばしてください。

僕はゼロイチから事業を立ち上げているため、お客様は全て新規顧客です。

主に行っている事業は、企業側に知的財産の認知やアドバイスを行い、特許事務所側に特許や商標の権利化を依頼するなど、両者の橋渡し的役割を行っています。イメージは企業の知財担当ですね。

特許庁への書類作成や手続きの代理業務は、弁理士の独占業務です。弁理士の方は学歴も高いですし、実際にお会いしてもその分野の知識が豊富で優秀な方が多いと思います。

事業をしていて思うことと言えば、知的財産に関する認知度が低いということと、知的財産は難しいと敬遠されていることかなと思います。

知的財産の業務経験がある人は、知的財産を重要と捉えていますが、知的財産の業務に関わったことがない人は、そもそも知的財産そのものを認知していないことが多いです。

前者の場合、大手企業に在籍し研究・開発職または法務・知財部にいた方が多いです。そういった方がベンチャーなどに転職すると、知的財産の保護・活用を考えます。スタートアップで知的財産に興味があるパターンはこのケースが多い印象です。(他には大学発ベンチャーなどが挙げられると思いますが。)

僕は後者の知的財産を認知していない方へのアプローチも大事だと思っています。それは、知的財産を認識するときは、得てして知的財産の侵害行為などで他者から警告を受けるなど、後発的に気付くことが多いと思うからです。

そういったこもあり、知的財産をもっと身近に知ってもらうことを目的に、起業から5ヶ月を経てから、初心者向けの特許・商標のセミナーを開催しています。

セミナーでは専門用語はなるべく使用せず、初心者の方に向けて、事例を紹介するなど、わかりやすさに重点を置いた内容で講義をしています。

ご質問をいただいたり、知的財産に興味をもってもらえることは素直に嬉しいですね。起業してよかったなと思う瞬間でもあります。

自分が関わった人や企業の役に立てたり、貢献ができると嬉しいです。


最後に

僕は以前ある方に、仕事を効率化するにはどうしたらいいと思う?と不意に聞かれたことがありました。

その時の僕は、マニュアル化するなど業務を標準化することと答えたのですが、その方の答えは、やらないことを決めることとのことでした。

その当時の僕にはなかった発想で、そういった考え方があるのかととても印象に残りました。

経営をしていて実感することは、1人でできる作業量は限られているということです。そのため優先順位を決め、優先順位が低ければやらないと決めることも大切だなと思います。(資金に余裕があればアウトソーシングも有りですね。)

ただ、そうは言っても起業してやりたいことが沢山あるため、これからも様々なことに挑戦していきたいと思っています。

最後は取りとめのない話しでしたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

少しでも起業のイメージにつながりましたら、嬉しいです。


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