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ブチ 第120話 「以心伝心」

第七章 
夏篇

ブチ(オス 雑種犬)と片田舎に住む少女(かずちゃん)の物語。
ブチの物語は、Twitterへの何気ない呟きからスタートしました。一回の文章がTwitterの制限文字数内になっているのはその名残りです。
このnoteにて、ブチの物語を改めて紡ぎ直しをしております。初めてブチの物語を読む方は、私のnoteマガジン「ブチ」「ブチseason2」「ブチseason3」も合わせてご覧下さいませ^ ^

今回のブチseason4は、ここまで一気に夏篇をお送りしてまいりましたが、一応今回で夏篇ラストとなります。いきなりの終了ーーーーです。読んで下さった皆様、いいねをして頂いた皆様、フォローして頂いた皆様どうもありがとうございます(ᵔᴥᵔ)


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「どんなに水が嫌いであっても、それがご主人の命ならば、川に入り泳ぐ。それが犬の定めだワン」

とでも言いたげなブチの背中


呼びかけてもぜんぜんこっちを見てくれない


「ブチは水が嫌いだもんね。ごめんね、ブチ」

私が心の中で呟いた瞬間

ブチがやっと振り返ってくれた

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