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満を持してTOEFLの勉強を始めたら、壁の高さに愕然とした

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はじめに

 ふと思い立って2022年冬から英語学習を開始し、約1年かけてTOEIC 900点以上、英検1級を取得しました。この2つの看板を掲げてビジネスを始める人もいるくらい、日本では一応ゴールとされているものだと思います。どこに行っても「すごいねえ!」と言ってもらえるポジションを得て、自分でも

「英語?まあまあ(←これ重要)得意かな( •´ω•` )ﻭ」

などと吹聴し、言ってみれば調子に乗っていたわけです。笑


 そこで、ようやくラスボスと言ってもいいでしょう、TOEFLの攻略にとりかかりました。TOEFLは英語4技能をまんべんなく試される強化版英検1級みたいなもので、英語圏への学部・大学院留学にはIELTSとともに必須の試験です。同世代にはぽつぽつとMBAや研究留学に行く人も出はじめ、国内でフリーター医師兼ニートをしている僕は、そんな意識高い系の人たちに負けたくないというささやかな反抗心から勉強を始めたわけです。


TOEFL半端ないって

 が、しかし。勉強を始めた初日に気付いてしまいました。


レベルが……違う……ッ!!!
(いい煽り画像があれば良かったんですが)


 なんかもう愕然としました。特にリスニング。ぜひ下記のテスト問題を聴いてみてください。僕は最初、このおじさんが本物のテストを知らずに、台本もなく喋り続けている質の悪い動画(失礼)だと思ってたのですが、これが問題なんですね。笑 テストを知らないのは僕のほうでした……。


 英検のスピーカーは育ちがいいので(決めつけ)、You know, とか I mean, とかあまり言わないし、こんなに相手のこと考えずにペラペラ喋ったりしません!キリッ。机上で頭を抱えたそのとき、前回記事に読者を励ますために書いた


「英検は日本人による、日本人のための試験です。」


という言葉がリフレインしてきます。そういうことだったのか……と、自分の言葉に時間差で深く納得するのでした。


山の本当の険しさは、近付いて初めてわかる

 自分の限界を知るとともに、いかに井の中の蛙だったかを思い知らされました。小手先のテクニックは通用しないことを肌で感じていますし、生ぬるい勉強では間違いなく高く険しい山に跳ね返されてしまうでしょう。

 でも、この難しさにワクワクしている自分もいます!これを乗り越えれば間違いなく自分の英語力は一段階アップするはずです。気分はマサラタウン出発したてのポケモントレーナーです。例えが古くてすみません……。 

 2024年1月に試験を受けるので、まずは80点を目標に頑張ります。最終的には100点を取りたいですが、いつまでもフリーターしながら高等遊民でいるわけにもいかないし、悩みどころです。


英検とTOEICのメリット

 まるで「取得しても意味ない」かのような文脈でここまできましたが、全くそんなことはありません。TOEICでは主に文法、英検ではアウトプットに加えて難解な文章を読むという強力な基礎力が付きました。

 これらがなければ、そもそもTOEFLを難しいと思うことすら叶わなかったでしょうし、基礎力があるおかげで、TOEFLも「頑張ったら突破できるかも」みたいなポジティブな予感がします。

 

 それにしても、「TOEIC 900点は英語ペラペラ」っていう日本の風潮は早急に改善したほうがいいように思います。特にこれが昇進・配属・海外派遣などの目安になっている方々は、周囲からの評価と自分の実際の英語力の乖離に悩まれてはいないでしょうか。自分もおそらくネイティブからしたら全く英語話せない部類でしょうし……一緒にひきつづき頑張っていきましょう!

 


【今後も勉強の進捗にあわせて記事を書いていく予定です。ご覧いただけたら嬉しいです!】

つづく

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