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エイジフレンドリーガイドライ

 労働災害による休業4日以上の死傷者数のうち、60歳以上の労働者が占める割合は、令和2年で26.6%で近年増加傾向にあります。令和2年の60歳以上を占める雇用者は18.0%を占め、今後、高齢者の就労が一層進むと予測される中、高齢者が安心して安全に働ける職場環境の実現が求められています。

 厚生労働省は、令和2年3月16日、「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(通称:エイジフレンドリーガイドライン。以下「ガイドライン」という。)を公表しましたので、概要を解説します。
 ガイドラインは、高年齢労働者の就労が一層進み、労働災害による休業4日以上の死傷者のうち、60歳以上の労働者の占める割合が増加すると見込まれる中、高年齢労働者が安心して安全に働ける職場環境の実現に向け、事業者や労働者に取組が求められる事項を取りまとめたものです。


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