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島食の寺子屋
2019年11月30日 15:32
11月も終わりに近づき、風が強くなり海が時化てくるようにになってきた。「本日の高速船は、海上時化により欠航致します。」といった放送も流れ、いよいよ時化の季節が来たなと実感する。風も強いし寒いし、だんだん外に出ることが億劫になってくるけど、山の男・福井さんと自然薯掘りをする約束を果たす為に、もこもこ着込んで出かけた。待ち合わせ場所では、福井さんが山の木を伐採しながら待っていた。伐採しなが
2019年11月14日 17:24
出張で東京に来ている。出発の前日まで島の中をぐるぐる回る日が続いて、たくさんのことをしたようで、あまり頭に入ってない。ドタドタと準備をしながら、食卓の上にあったみかんを鞄の中に放り込んだ。みかんの収穫は手伝えなかったけど、出荷用の箱に詰める作業にお邪魔した時にもらったみかん。崎みかんの2人とは、崎地区の青年団の活動でよく時間を共にするので、あまり気を張らずに作業に加われる。手伝いにいったという
2019年11月6日 19:26
年に4回開催される、牛の競りを見学しに。海士町に住み始めて4年半にもなるが、競りの為の施設が島内にあるのを初めて知ったし、競りそのものを見るのも初めて。朝9時過ぎに会場に着くと、既に子牛がずらっと並んでいて、島では見たことのない人たちが沢山いた。島外から買い付けに来ている人もいるし、隣の隠岐の島や西ノ島から来ている人もいる。競りにかけられる子牛のリストを手に持ち、血統や生産者の情
2019年11月5日 18:28
「島らしさ」というと、一般的には海であったり、それに紐づいて漁港や魚料理を思い浮かべる人が多いと思う。とはいえ、これまで海士町を訪れた殆どの人が、漁業の瞬間に立ち会ったことはなさそうな気がする。潮の流れ次第で、引き上げる網を変えたりするので、魚を積んだ船が港に帰ってくる時間もその日次第。8時前に帰ってくることもあれば、12時を過ぎそうな時もある。人様の都合に合わせてられないのだ。陸にいる
2019年11月3日 08:44
島の北寄りにある福井小学校では、毎年一回「崎アルクンジャー」という名前で、島の北から南まで縦断して島食の寺子屋のある崎地区まで歩いてやってくる行事があります。島の北から南まで、google map上では10km。地図のうえでは読みとれない、勾配のある上り坂下り坂が、くねくねと続いていて、島の元気な小学生でも大変そう。普段は歩いて行くことのない崎地区は、小学生にとって未知の世界。事