【今週のAI記事厳選!】 AI界隈注目記事まとめ #4 (5/22~5/31) | AI Academy News

はじめに

kazuです!
毎週恒例の今週の注目AIニュースのまとめです!
(今週も書きます!)
#1,#2,#3も読んで頂けると嬉しいです!

補足:前回同様コメント書いていく予定です!

AI AcademyとAI Academy Bootcamp
我々が運営している個人向けの2つのAI学習サービスです。

AI Academy
無料でPythonや機械学習、ディープラーニングが学べるオンラインAIプログラミング学習サービス
*実践的なコンテンツは月額980円にて利用可能です。

AI Academy Bootcamp
個人向けのAIスクール(1ヶ月5万円で受講可能なAIスクール)

モナリザが眉をひそめる、機械学習が昔の絵画や写真に命を吹き込む


かなり話題になったので知っている方も多いかもしれません。
人間の顔写真1フレームだけから生きているような動きを再現するシステムで写真や絵画を動かせることが出来るとのことです。
実装にはGenerative Adversarial Network(GAN、敵対的生成ネットワーク)を使っています。

・論文
https://arxiv.org/abs/1905.08233


成田空港でセコムの警備ロボットが導入決定|「セコムロボットX2」が提供開始

今後はますます警備ロボットがあたりに前になりそうだと感じさせる記事です。成田国際空港での導入が決定したということで、詳細は記事のリンクをご確認ください!

国内AIシステム市場、年平均46.4%で成長、2023年には3578億円規模へ 事業戦略やAI人材不足に課題――IDC調べ

2018年の国内AIシステム市場は、デジタルトランスフォーメーション(DX)によるAIシステムの活用が進むことから、市場規模が倍増し、前年比91.4%増の532億円と推計。2019年以降も継続的に拡大を続け、2023年には3578億円に達するという。一方、AI人材不足など、市場成長の阻害要因も存在するという。

とのことです。
一方で、AI人材不足ということですが、学べる環境は、CouseraAI Academyなど、現状機械学習が学べるサービスはたくさんありますので、是非利用して頂けたらと思います。


Googleが映像からリアルタイムで動く人物を消し去る技術を開発、ムービーが公開中

Googleが映像からリアルタイムで動く人物を消し去る技術を開発とのことで、解説動画が公開されています。

・ディープラーニングを用いて映像を処理している様子や、その仕組みについての解説動画


記事内では以下のように記載されています。

ディープラーニングを用いて静止画から物体を取り除いて補正する技術などは既に実現していますが、Googleはさらに映像の「奥行き」に着目することで、ムービーから人や物を消したり、実際には存在しないオブジェクトを合成する技術の開発を進めています。


低解像度ビデオもすぐに高解像度に変換できる超解像アルゴリズムTecoGANがすごい

これもかなり話題になりましたのでご存知の方も多いかもしれません。
TecoGANを用いることで画質を落とさずに拡大することができるとのことで、記事内の写真や映像を見るだけでその凄さが伝わってきます。


素敵な声のあの人はどんな顔 !? MIT発の新モデル「Speech2Face」登場!


これも面白いですよね。
顔から声の生成予測もできるかもしれません。
この技術を使って、Vtuberの声からVtuberの顔を予測出来るのか試してみたいです。

マイクロソフト、自然なテキスト読み上げを実現するAI研究を発表。音声サンプルはわずか200


 音声サンプル200から、自然なテキスト読み上げを実現するAIシステムをマイクロソフトが開発したという発表。
GoogleのAI研究部門「Google Brain」が2017年に発表した内容が鍵になっているとのこと。
一部抜粋。

研究チームは、音声またはテキストを入力や出力として受け取れるTransformerを本AIシステムに組み込み、ノイズ除去自動エンコーダを併用して、効率のいい学習を実現したとのこと。手身近にいえば、人間の脳が書いた文章を理解した上でしゃべる働きを真似たものといえそうです。
現時点で公開されている音声は、人間のような自然さを備えながらも、少し機械音声の固さが残っている感はあります。が、音声サンプルの少なさを考えれば、悪くない結果とは言えそうです。

【新機能リリース】『AILINK(アイリンク)』に、待望の Instagram「ストーリー分析」機能を新たに追加、AI(人工知能)がより効率的な運用をサポート!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000037916.html

AILINK(アイリンク)は、画像認識と自然言語処理技術を組み合わせた独自のAIプロファイリング技術が活用されており、Instagram アカウントを分析し、親和性が高く良質なファン増加可能なサービスです。
フォロワー増加は320%、エンゲージメント率400% アップの驚異的な実績があり、そんなAILINK(アイリンク)が今回のプレスにより、「ストーリー分析」機能を追加とのことです!

AILINK導入企業は以下の通り。

ナショナルクライアントを中心に年間約100アカウントの運用実績。
・大手食品メーカー
インスタグラムのフォロワー、いいねの獲得数が飛躍的に向上
・フォロワー 導入前:約8,000人 導入後:約20,000人 (2.5倍増)
・いいね 導入前:約500 導入後:約3,000 (6倍増)
※エンゲージメント率は約5% →約15%に向上オンライショップの来客数大幅アップ
・来客数が約10%増加し、売上増に貢献
・大手WEBメディア
フォロワー
・フォロワー 導入前:約3,000人 導入後:約15,000人 (5倍増)
・いいね 導入前:約200 導入後:約4,000 (20倍増)
※エンゲージメント率は約6% →約26%に向上メディアへの流入数大幅アップ


AI起業家の卵を探せ、ソフトバンクG子会社が年内に2拠点増設へ


AIによる顔写真生成、写真素材サイト「写真AC」が導入 架空の人物をフリー素材として配信


電通デジタル、AIで広告作成 「見た目」も判別

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO45372800Y9A520C1X30000

AIマグロが誕生!AIが職人と85%の一致度でマグロの品質判定 |電通


関西大学、2020年度4月からデータサイエンティスト育成プログラムを新設


GANの進化形現る! 幾何学を利用した新たなモデル「Sphere GAN」理論



まとめ

今回もいくつか情報を発進させて頂きましたが、どれも魅力的な内容ばかりでした。
最近は、AI Scholarさんの記事をよく読むことが多いのですが、大変素晴らしいメディアだなと思います。(本当におすすめ)
また来週も発信予定ですので、お楽しみに!


おまけ

AI Academyに月額980円プランにて、Julia langが学べるようになりました!
Juliaは、データサイエンスに特化したプログラミング言語で、RやPythonなどに比べ実行速度が高速という点が特徴的な言語です!
今後も引き続き、毎月1〜2コースほど新規コースを出す予定ですので是非ご利用いただけると幸いです!

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