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『良いコードを書く技術』の読書感想文

はじめまして、かーすけと言います。

今回とりあげるのは
「良いコードを書く技術」という
技術評論社から出版されている本です。

まず、この本をおすすめしたい人について書きます。
それは
「ある程度の言われたことに関しては実装ができるようになった...」や
「エンジニアとして1年は終えて次何をしようかな...」や
「最近勉強することがなくなってきたな...」
とか
ある程度実装することに対して余裕が出てきたエンジニアさん
(駆け出しエンジニアさん)
にぴったりな一冊ではないであろうかと思います。

それではこの本の内容に入ります。
まずこの本は12章構成で
「名前付け」「スコープ」「データ構造」「アルゴリズム」「メタプログラミング」
といったどのプログラミング言語にも当てはまる
概念について章分けがされています。

そしてその章の中では
「普通プログラマー」「中級プログラマー」「達人プログラマー」が
それぞれ章がテーマとしている概念について、認識を述べていています。
これは、
現状の自分の立ち位置を見ることができますし、
また自分の目指す立ち位置はどういう認識を持っているのかを
知ることもできます。

また、
その概念について、コードを例にとって説明が書かれています。
なので、
自分の書いたコードと見比べたりすることができますし、
現場などでコードを書く際にも活かしたりできます。

そして最終的には
レビューする際にも観点として使えたり、
現場ではこれらの内容が共通言語として使われています。


あと、自分が一番良いなと思ったところで言うと
写真には映っていないのですが(下の方に書いてます)、
「初級プログラマーのためのステップアップガイド」と当たり前ですが、
明示的に初級プログラマーと記載しているところでした。

それが明示的に書かれることによって何が良いかについてですが
大体、
初級プログラマーは「コードを書いてシステムを作る」を第一段階(ステップ)にするかと思います。(自分の所感ですが)
でも意外とそのステップはすぐに達成できちゃうんですよね。

そして、次のステップを
「システムを作れたから就職する」であったりと言うステップになるかもしれません。
そして、会社に入り
日々の業務やその他忙しくなり
次のステップがうやむやになってしまって
勉強をやめちゃう人も出てくると思うんですよ、

でもよく考えたら、プログラマーとしてのレベルでいうと「システムを作れた」で止まっていてそこからが進めてれていないことがあるかもしれないですよね?

でもこの本はしっかり
「初級プログラマーのためのステップアップガイド」と書いており、
初級プログラマーが見失いがちな次のステップを提示しています。
なので勉強をするいいきっかけを作ってくれるそんな一冊ではないかなと思い
その気づかせてくれてきっかけを作ろうと働きかけてるところが「良いな」と思いました。
なのでブログで取り上げてみました。

もちろん全員がそうだとは思ってはいないですが、
その経験があれば是非読んで欲しいなと思います。
そんな一冊です。


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