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名店クレッセントを継ぐレストラン ディズヌフのご紹介(最後にちょっとだけ撮影のこだわりを)

ブランディング、撮影など一緒にお仕事をさせていただいてる八王子にあるレストラン ディズヌフ(Restaurant Dix-neuf)。本当に素敵なお店なので、紹介させていただきます。
ぜひ、何かの機会に一度は訪れてほしいと思います。
では最後にちょっとだけ撮影のコツ(こだわり)を。
ではご紹介スタート!

八王子駅から徒歩15分ほどの場所にある、フランス料理店の「レストラン ディズヌフ」。
オーナーシェフは新井勇太さん。

オーナーシェフ 新井勇太さん

経歴のご紹介。
調理師専門学校に在学中にフランス留学。
ミッシェル・ゲラール氏(三國シェフの師匠)が営む三つ星レストランで修業中、自作のアミューズを認められ、卒業後に再度渡仏。
帰国後は老舗グランメゾンのレストラン クレッセントへ。現在「ル・リュタン磯谷」の磯谷卓に師事し研鑽を積む。
レストランクレッセント閉店後、2023年9月にレストラン ディズヌフを開業し現在に至る。

閉店した名店、レストラン クレッセント

レストラン ディズヌフは、コロナ禍で閉店したレストラン クレッセントへの想い、尊敬する磯谷シェフへの尊敬、新井シェフの感性が詰まったお店です。

レストラン ディズヌフの外観
店内は直線カウンター(10名)とテーブル席(6名)
クレッセントの椅子もリメイクして使用

クレッセントで使用してたシルバーのカトラリーやリメイクした椅子などを使用しており、クレッセントに食事に行ったことある人だったら見覚えがあると思います。

何と言っても印象的なのは銀食器。ディズヌフの顔になっていると言っても過言ではないほど。新井シェフのクレッセントへの愛や師匠への尊敬を感じます。

クレッセントの銀食器
クレッセントのシルバーカトラリー

料理はフランス渡仏時代、クレッセントでの経験と新井シェフの感性、そして八王子の地元食材と各地からこだわりの美味しい食材を使った料理が中心になります。その料理やこだわりを紹介していきます。

前菜
トマトの前菜は、クレッセントの『トマトのコンプレッション』をオマージュした一品です。赤トマトのムースをベースに、彩り豊かなフレッシュトマトを添えて、見た目も楽しく。トマトのムースは、トマト・生クリーム・塩・ゼラチンのみですが、絶妙なバランスで新井シェフならではの技術と感性を感じる一品です。

トマトの前菜

フォアグラのソテー
クレッセントの名物料理の1つです。
フォアグラのレアに仕上げ、表面はカリッとした食感が楽しい逸品。

フォアグラのソテー

フライパンのへりを上手く使うことで、上下だけでなく側面も均等に火入れを行い、フォアグラの脂と旨味がしっかりと閉じ込められています。フォアグラ全体を焼く調理法はクレッセントならではの技法です。
鮮度のよいフォアグラでなければ火入れの途中で脂が溶け出て小さくなってしまうため、高品質なものだけを厳選しています。
サクッとした表面と内側の滑らかな舌触り、見た目以上に味は軽く、旨みとコクを感じる絶品料理です!

肉料理
牛肉、鴨肉、羊肉などコース料理に合わせて組み合わせています。

北海道白糠町 羊まるごと研究所の羊肉

牛肉は宮崎のあか牛、羊肉は北海道白糠町にある羊まるごと研究所酒井さんの羊肉を使用。特に羊肉は香りがとても穏やかで食べやすく、噛みしめるごとに旨味が広がります。

デザート。
4月に提供してるデザートは山梨県甲斐市ヤモト農園さんのいちご「おいCベリー」を使用しています。卸し先も決まってる希少ないちごです。
いちごというとメディアでは巨大いちごがフォーカスされがちですが、このいちごは逆に小粒。しかし今まで食べたいちごの中でもベスト5に入ります。最初にとても甘みを感じるのですが、後に酸味がスーッと広がり甘ったるさがないのです。
新井シェフが作るいちごのデザート(かき氷)は、いちごのかき氷といちごのジュレで、より深い味わいに。美味しすぎてデザート専門店作ってほしいくらいです。笑

山梨県甲斐市ヤモト農園さんのいちご「おいCベリー」
小粒だけど酸味と甘さのバランスが良くとても味の濃いいちご

ディズヌフはワインやコーヒー、紅茶などにもこだわっています。

フォアグラにあう白ワイン4種。
フランス北東部に位置するアルザス地方で、350年以上の歴史あるドメーヌ・ローリー・ガスマン。「飲み頃」となるまではドメーヌで保管され、そのタイミングがくるまで出荷されないようです。また、製造されたそのほとんどがフランス国内で販売されているため、日本で取り扱われている数は限られているようで非常に希少です。

ドメーヌ・ローリー・ガスマンの白ワイン

コーヒー。
八王子のコーヒー店「珈琲生活館」から取り寄せているコーヒー豆。珈琲生活館さんでは、エチオピア、ブラジル、ケニアなどの産地はもちろん、ミャンマーや東ティモールなどの珍しい豆を取り揃えています。
産地・農園・精製方法が同じ豆でも、焙煎度を10段階で調整することができますので、味や香りを変えて楽しむことができるようです。
ディズヌフさんでは抽出方法に合わせてコーヒー豆を変えています。
エスプレッソ・アメリカーノ・ハンドドリップがお楽しみいただけます。

クレッセントのカップで楽しめます

紅茶。
北ドイツのお茶ブランド「ALTHAUS(アルトハウス)」さんの紅茶を揃えております。国際基準の最高レベルを満たしたお茶を100種類以上取り扱っており、リッツ・カールトンをはじめ世界中の星付きホテルや一流レストランでも使用されていることでも有名です。
ディズヌフさんでは、アールグレイ、アッサムの定番から、フルーツティーやハーブティーなどの変わり種の紅茶を揃えていますので、ぜひ試験管をお手にとって楽しんでみてください。

北ドイツのALTHAUSさんの紅茶

他にも、八王子の甘夏や磯沼ミルクファームのヨーグルトを使ったデザートなど、地元食材もたくさん使っています。

それと・・・
カレー。
チキンカレーだったりラムカレーだったりと。このカレーが絶品なんです。
クレッセント時代のまかないカレーなのですが、以前はランチで提供していましたが、今はディナーのみの営業のため食べられないんです(;_;)

クレッセントのまかないカレー

スパイスが香るだけでなく、奥深いコクのあるカレーで、フレンチのシェフが作るとこういうカレーになるのかと思わせてくれるカレーです。
「煮込みと言うよりはシチューという感覚」と新井シェフもおっしゃってるくらい、カレーだけでも十分楽しめる素晴らしい味わいです。
今これをディナーにいらっしゃった方などに提供できるよう構想中ということです。ぜひ食べていただきたい一品です。
という感じで、ディズヌフさんを紹介してきましたが、まだまだ伝えきれてない部分がたくさんあります。

この先は、是非一度ディズヌフさんに来店いただき皆様の五感で楽しんでください!

レストラン ディズヌフ(Restaurant Dix-neuf) ‐ 八王子
ディナーのみ。
コースは3種類。素敵な時間をお過ごしください^^

レストラン ディズヌフさんを紹介させていただきましたが、撮影中も上品な香りが料理からふわ〜っと香ってきて、そのまま食べてしまいたくなります 笑
撮影のコツは、
テクニック的なことはネット調べればたくさん出てきますが、僕らはきれいな写真や動画を撮影するということ以上に、そのお店の世界観を表現し、そして、このお店に行きたい!と思っていただけるような撮影を心がけています。
なので、まずはお店に行ってお客様として体験することを大事にしています。また一人ではなく複数人で体験することが重要です。一人で外食することって割合的には少ないですからね。
その食事をまずしないと、一番大事な顧客体験を感じることができないので、その先がないんです。すべては仮説になってしまいます。
自分たちが、予約から退店まで、お客様として体験したことが、課題解決のヒントになります。「お客様を知らずして語るなかれ」ですね。
マーケティングって理屈じゃないんです。

カラフるでは、撮影だけでなく、ブランディング、マーケティング、デザイン、DX、業態開発、商品開発などなど様々な分野を一社で一気通貫に相談できる数少ない飲食店特化の専門家集団の会社です。
悩み事や課題をいろいろな分野の知見をかけ合わせて最適解を導くことができます。飲食企業や飲食店にこういう人が1人いると何でも相談できる!という「何でも屋」みたいなものですね。笑
ぜひお気軽に一緒に仕事したい、相談したいなどメッセージいただければと思います!
個性にForcus
合同会社カラフる


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