傷だらけになった車

空っぽのボトルを見ていると

そこには大きなスペースがあって

またまだ飲めるじゃん

そんなことを思ちゃったりして

白いわけじゃない心が  そこにあって

新車みたいに輝いてる訳じゃないけど

傷はね  少しばかりあるけど

その傷たちは  私を強くしてくれた証

証というより思い出という言葉の方が正しいのかもしれない

ボトルが一杯になる頃には

新たなボトルを求めるでしょう?

そこには空っぽのボトルがあって

と同時に  傷だらけの車がいて

傷をつけたい訳じゃない

大切にしたいと思ってる

手荒なことをしてしまった

そんなことが  教えてくれる

空っぽのボトルが  車の前に置かれた

あとは  走るだけなのかもしれない




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