文学フリマ東京、新刊入稿しました！

気がつけば『文学フリマ東京38』まであと2週間ですね。
二転三転する構想を抱え原稿を進めたり体調を崩したりやる気をなくしたりしていたのですが、どうにもこうにも行き詰まってしまい、
あ〜〜〜これはもう無理やね、間に合わん( ˘ω˘ )
となってしまいました。

うう…仕方なし…今回は新刊なしで……

と諦めたのですが、よくよく考えるとまだ本にしてない作品があることに気がつきました。コンセプト的にもまとめられるものでもあったので、ええいままよとまとめて新刊にすることにしました！

ということで文学フリマ東京38、新刊出ます！

新刊『幸せになりなさい』

今まで2冊出してきている『BL Collection』の番外編的な一冊になります。
BLを構想して書いたものの、BLではなくなってしまった（らしい）作品2作をまとめたものです。

BLとは何なのかという定義の問題にずっとぶち当たってしまっていて、正直もうBLは書けなそうだな〜とも思っているのですが、この本がその区切りになるかもしれません（とはいえ次のJ庭も申し込んじゃってますが…）。

読んで「なんだよ全然BLじゃん」って言う人も（多分）いると思います。
そんな感じの作品集です。
まあジャンル問題云々を置いておけば、気に入っている作品たちではあるので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

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【収録作品】

『カラスが飛ぶように、』

インターネットに自作のラップソングをアップロードしている田島創は、動画へのコメントをきっかけにボクサーの石崎柊と知り合う。
自身の表現そして将来について悩む田島は、何かのきっかけになればとラップバトルへの出場を決意する。一方石崎も、大きな試合を間近に控えており…。

『しるし』

性に奔放な『堕落した国』と、その隣にある毎日祈りを欠かさない『聖なる国』。
あまりの性質の違いから、ある出来事をきっかけに二つの国は国交を断絶していた。
未曾有の疫病の流行を受け、二つの国は会談を決定する。
会談に参加したのは、二つの国の皇子たちだった。

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最初は本のタイトルをある種の自虐も込めて『愛の物語じゃない』にしていたのですが、読み返してもやっぱりそんなことはないのでは…これは愛の話では…ってなったので、タイトルを変えました。いいタイトルですね😌

当日はよろしくお願いします。
お品書きなども後日掲載予定です！
ではまた〜！