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統合失調症【認知機能障害】の症状とは?

Mitoです。

統合失調症の症状の1つである認知機能障害について紹介します。

認知機能とは?

認知機能は人が物事を認識するために必要な能力をいいます。

記憶力、判断力、集中力、実行力、計画能力、統合能力、問題解決能力などがあります。

統合失調症で見られる認知機能障害は?

<記憶力の低下>
新しい仕事の手順を覚えることが難しくなったり、
何をしようとしていたかわからなくなります。

<注意力の低下>
情報や刺激のうち、必要なものだけに注意を向けることが難しくなります

例えば、会話中に周囲の動きや物音などにとらわれ、
落ち着きがなくなるなどの行動があります。

<比較照合する能力の低下>
ある情報や刺激に対して、
過去の記憶の情報と照合して適切に判断することができなくなります

例えば、
Aさんがもっている物と同じものをBさんがもっているという理由だけで、BさんをAさんと思い込むといったことが起こります。

<実行機能の低下>
計画を立てて物事をおこなうことや、手順を決めて仕事を効率よく進めることができなくなります。

<統合能力の低下>
さまざまな情報の似ている点と異なる点を区別し、
物事をグループに分けて整理する能力が低下し、
過去の似たような体験に基づいた対応ができなくなります。

例えば、箱は積み上げ、衣類はタンスにしまうといった整理整頓ができなくなる、手順よく料理をすることができなくなるといったことが起こります。

私の母の場合のケースはこちらの記事に書いています。
統合失調症の母の場合 認知機能障害症状 統合失調症の家族|Mito|note






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