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noteは投稿することに意味がある。


悔しい。



何が悔しいって?

ぼくの記事よりずっと面白いnoteを見つけちまったのさ

というより、もうポコポコ出てくる。

まぢで芋づる式で、ポコポコ。ずっと。

noteを巡回してるだけでなんでこんなに見つかんのかね。

初期の草原のイシツブテよりもたくさん出てくる。


まあ、そりゃあ何千万というユーザーが毎日記事を投稿してんだから、当たり前っちゃ当たり前なんだけどね〜

でも、なんか毎回、面白い記事を出してくる人もいるじゃん?

ほら、たとえば藤原華さんとか。

彼女の記事は毎回の如く、面白い。

最近の記事を読んでくれよ。

くっっっそ!
面白い!

なんていうのかね。
この人は毎回の如く覚悟が決まっているから面白いのかもしれない。

熱意?
どっちかというと殺気の方が近いと思う。

読者の心臓を鷲掴みにしようとする殺気。

それが読者に伝わって、心臓をガシッとね….


それに伴って華さん自身も「自爆上等!」って感じで書いている。

過去の嫌な思い出を掘り返して、触れてみたり。

そんなことイヤに決まってるでしょ?

それをちゃんとやるから、面白いんだと思う。


でもさ〜

こういう圧倒的な差を見ると燃えるor萎えるよね。

神々の方の記事と比べたら、ぼくの記事の面白さなんて、
「文章力…たったの5か…ゴミめ…」なんだよ!

で、こっちが神々の記事を見たらこうなる。
「あなたの文章力は53万です」

比べることが愚かだってのはわかってる。

いやわかってるんだけどさ〜

比べちゃうのが人間じゃない?

「めっちゃくちゃ面白い記事ができた!」って思って他の人の記事を見てみると、なんか自分のが全然面白くないように思える。

そこからモチベが下がったりしちゃう。

面白くないであろう記事を投稿することに意味はあるのか。
そう思ってしまう。





その答えは「成瀬は信じた道をいく」という本に書いてあった。

「投稿することに意味があるんじゃないか?」

それは、成瀬が受験で大学に行くと、キャンパス内で野宿している受験生がいた。

その人はyoutuberで、その人を拾って帰ることに。

そして、成瀬とyoutuberが話していると、成瀬の日常の面白さにyoutuberが、「自分の企画があまり面白くないのでは…」ともらした。

それに対して成瀬が言い放った言葉。

それが「投稿することに意味があるんじゃないか?」だ。



この言葉で目が覚めた。

純粋カフェインをマグカップ3杯飲み干したぐらいに目が覚めた。

それくらい、この言葉は当たり前。
だけど、その通りなんだ。

だって、面白いかどうかを決めるのは、筆者じゃなくて読んでくれている読者。

読者が面白いと思えば、その記事は面白い記事になる。

逆に、読者が面白くないと思えば、その記事は面白くない。

読者がどう思うか。
それが全てであり面白いかどうかはそこで決まる。

つまり、こっちに面白いかどうかを決める選択肢は無いわけだ。

当たり前だね。

どんなに美味しいと言われているケーキでも、自分にとって美味しくなければ、そのケーキは美味しくない。

だって、おいしくないんだから。

自分の感覚だけは、ごまかせない。

美味しいかどうかは、シェフが決められるものではない。


つまり書き手の僕たちができることは、せいぜい「面白いのタネ」を作ることぐらいだ。

「面白いのタネ」は、面白いと思ってもらえるかもしれないもの。

記事でも、つぶやきでも、お笑いでも、それが面白いと思ってもらえるかもしれないないのならそれは「面白いのタネ」だ。

僕たちができるのは、そのタネを作り、まくこと。

それしかできない。


それなのに、面白いかどうかをウジウジ悩んでいたわけだ。

ハハハハハ。

もう笑うしかないね。

馬鹿らしい。

ぼくはケーキ屋で食べてもらいもせず、「ぼくのケーキはまずいかもしれない」って悩んでいた。

食べてもらって、そこから始まるのに。

そのスタートラインにすら立っていなかった。

まずは、食べてもらってから考えればいいのにね。

「面白いかどうかは読者が決める」

こんなにも単純なのに、なぜ気づかなかったのか。

今となってはただただバカらしい。

過去は変えれないから、反省してこれからは食べてもらってから考えるとしよう。




だから、ぼくは自分のnoteが面白いかどうかで悩むのをやめた。

これからは、自分の中でできるだけ面白く伝える努力をする。

悩んでいる暇があれば、記事を書けばいい。

面白いのタネを作りまくればいい。
面白いのタネをまきまくればいい。

この記事も、誰かの気づきになれたなら。
誰かの面白いになれたなら。

そう思って今日も「投稿する」を押す。

ポチッとな。

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