しあわせの竪琴
悲しみも
喜びも
微笑んで
溶けてゆく
しあわせの竪琴
その弦は
光の糸でできている
どんな風が
なびいても
震える弦で
受け止めて
優雅に空へ
解き放つ
悲しみには悲しみの
喜びには喜びの
歌がある
そんな竪琴に
わたしはなりたい
⭐︎
最近、ライアーハープをまた弾き始めました。
はじめはライアーを支える左手がすぐに疲れたり、もともと苦手なコードにげんなりしたのですが。
「ぽろろ〜ん」と、やさしく鳴る和音の響きがわたしを励ましてくれました。
ああ、もっとこの響きに触れていたい。
そんな氣持ちが今日もわたしをライアーに向かわせます。
驚いたのは、体が弾き方を覚えていてくれたこと。
和音をぽろろ〜んと分散して響かせるのは、初めて習った時にはとても難しかったのです。でも、指は弾き方を覚えていました。
⭐︎
「わたし、前より楽しそうに弾いてない?」
シンセサイザーの音作りが大好きな主人に尋ねてみたら。
「いやー、前から楽しそうだよ。」だって。
人から見たらそんなもの。
でも、わたしの中では、音に触れる愛おしさと美しさの感触が全然違うの。
弾いていなかった間にも、ちゃんと意味があるんだね。
時間よ、ありがとう。
世界よ、ありがとう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖 スキやサポートにも心より感謝申し上げます。 ぜひ、また遊びに来てくださいね🦋✨