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泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト Extra」No.1


まえがき


ありがちなのをやってみたわ。わたしは「ソードアート・オンライン」が大好き。

そして勿論そこから派生したGGOこと「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」も大好き。

まぁ、早い話が同じゲームを登場させてみたわけ。でもね、SAOのようにゲーム何での話がメインではないのよ。

どちらかというと、ニート男性の心の葛藤を描いた近作品。

わたしは経験ないし、そもそも女だから意外とその葛藤を書くのが難しかったわ。でも、ある意味スランプを抜けたかしら?

それでは本編をお楽しみください。

No.1~No.15でお届けするわ。


プロローグ


俺はMMORPG「エターナル・スターダスト」、通称ESDの世界を冒険していた。

このゲームは剣と魔法の世界が舞台となる大規模MMORPGだ。

そして、その名前の由来にもなっている、星空が綺麗なことでも有名だ。

長い間パーティを組む仲間がおらず、ロングソードを片手にソロでダンジョンに挑んできた戦士。

名前はリンである。

しかしある日、ボス討伐に失敗し、倒れていたところを救出される。

明るい声で話しかけてきたのは、緑色のローブに身を包んだ魔術師のアヤだった。

「大丈夫?パーティに入れてあげるわ」

優しさを感じるアヤの姿に、俺は思わず頷いてしまった。

こうしてアヤと行動を共にすることになった。

その日から俺はアヤとパーティを組み、数々のクエストや迷宮に挑んでいった。

アヤの魔法を支える俺の剣技は、徐々に冴えを増し、パーティの戦力としても十分だ。

「リン、連携がめっちゃいいわね!」

戦いの後には、アヤの明るい声が俺を出迎えてくれる。

そんな日々が当たり前のように過ぎていき、アヤとは戦闘を通じ、数多くの試練を乗り越えてきた仲間同士となっていた。

しかしそんなある日のこと。

いつものようにダンジョン攻略を終え、街中を歩いていたときのことだ。

「ねぇリン。実はちょっと頼みごとがあるの」

俺が

「え、なに?」

と口にするより早く、アヤが続ける。

「この前入ったギルドが、近々オフ会をやることになったの。一緒に来てくれない?」

ギルドのメンバーとリアルで会う機会を得たと、アヤは嬉しそうに話す。

しかしその言葉に、俺の顔が曇った。

アヤは俺の表情の変化に気づき、少し疑問そうな目でこちらを見つめる。

「どうしたの?」

「いや......」

俺は素直に返事することができなかった。

ギルドのメンバーとリアルで会うなんて、そんな光栄なことが自分に許されるわけがない。

自分は......。

「ごめん、オフ会は無理だよ」

つい言葉が出てしまった。

「えっ、どうして?」

アヤの表情が険しくなる。

予想していなかった反応に、俺は動揺する。

「その......本当は」

ここで打ち明けるべきかどうか、俺には判断する自信がなかった。

でも、ここで打ち明けていたら、この先待ち受けている苦悩の日々はなかっただろう。

「じゃあ、また今度ね」

適当に会話を切り上げ、俺はログアウトした。



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泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト Extara」No.2 へ続く…

続きは ↓


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