泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.7
✨ 前回のお話 ↓ ✨
その後しばらく、サクヤからの連絡が途絶えてしまった。
プレイ時間が合わずに会えない日々が続き、寂しい思いをしていた。
ある日、久しぶりにゲーム上でサクヤに出会った。
「サクヤ、久しぶり!」
と声をかけるが、彼は淡々とした表情で小さく手を振るだけだった。
「しばらく会えなくて寂しかったよ」
するとサクヤは視線をそらし、口ごもる。
「実は...リアルで彼女ができたんです」
突然の告白にショックを受ける。
想像以上の現実的な痛手に、言葉が出ない。
「うそ...でしょ?」
「本当なんです...。ごめんなさい」
ショックで体が震え出す。
こんなはずじゃなかったのに...。
それからというもの、サクヤは私に全く会ってくれなくなってしまった。
後日、サクヤからメッセージが届いた。
「ずっと好きでした。ありがとう、さようなら」
そして、フレンドリストから名前が消えた。
サクヤと別れてから数日が過ぎた。
塾で見る彼は相変わらず内気な少年。
私は振られたんだ。話しかけられない。
家に居ても、ショックが大きくてゲームにログインする気力も起きず、部屋で横になっているだけの日々が続いていた。
「どうして...」
思い出すたびに胸が痛む。
こんな結末は予想外だった。
ある日、久しぶりにゲームの世界にログインすると、思いがけないメッセージが届いていた。
「シュナさん、サクヤです。すごくご迷惑をおかけしてしまいました」
「えっ...」
サクヤからのメッセージに驚く。
フレンドリストから外したはずなのに...。
「事情があって、関係をリセットしようとしたんです。でもずっとシュナさんのことが頭から離れません」
「私も...サクヤのことを、忘れられなかった」
涙がこぼれ落ちる。
こんなふうに、想いは切れないのだと気づかされた瞬間だった。
「シュナさん、もう一度出会いたいと思っています。現実でも構いませんか?会えるならすぐにでも駆けつけます」
その言葉に胸をときめかせながら、リアルで会うことを考える。
「わかったわ、会おう」
決心した瞬間だった。
✄------------------------------ キ リ ト リ ------------------------------✄
泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.8 へ続く…
✨ 続きは ↓ ✨
✄------------------------------ キ リ ト リ ------------------------------✄
📚✨ 共同マガジン始めました ✨📚
📗 泣きたい時に読む小説シリーズ ✨
📚その他わたしの過去作品📙
✄------------------------------ キ リ ト リ ------------------------------✄
もしこの小説を面白いと思ったら、スキ❤をお願いします(´꒳`)
そして、よろしければフォローしてくださいね
出来る限りフォロバいたします.ᐟ.ᐟ
#小説 #AI #感動 #StableDiffusion #泣きたい時に読む小説 #わたしとAIの創作物 #エターナルスターダスト #MMORPG #わたしのAIの共同作業 #人工知能 #生成AI #オンラインゲーム #ゲーム #涙腺崩壊 #涙
この記事が参加している募集
そこのあなた、そうあなたよ。わたしと一緒に高見を見ないかしら?