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AIと一緒に小説を書く方法 パート3

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今回3回目のAIと一緒に小説を書く方法です。今までショートストーリーばかり書いていましたが、今私が書いているのはそこそこ長い小説。

ラノベ一冊がだいたい20万~50万文字と言われています。
今回書いている小説は、3部作の全体で30万文字程度にしようと思っています。



1. ハルシネーション

ハルシネーションとはパート2でお話しましたけど、AIが見る幻覚の事です。間違った事をあたかも事実であるかのようにAIが語ります。

小説を書く上で、これはものすごい障壁となります。

だって、設定全然違うのに、勝手な設定作って堂々とわたしに発表してくるんですよ?

これの対処方法はパート2でもお伝えした通り、小分けにすることが大切です。

ただし、ある程度の長編を書くにはもう少し工夫が必要となります。

基本的に、使うAIは wrtn(リートン)です。そしてモデルには Claude 2.1 を選択します。

5,000文字~1万文字程度の小説でしたら、そこそこ普通に書けることでしょう。
しかし、30万となると話は変わります。まず、AIはそんな長い文章を完全に理解、認識できません。

つまりハルシネーションが発生します。


2. 長い小説を書くためのポイント

わたしは色々と試行錯誤して考えました。そこで思いついたのが、昔どこかで読んだセールスレターの書き方です。記憶が定かではないのですが、そこには以下のような事が書かれていました。

小さい問に対して、小さい答えを書く
Small Question And Small Answer

大きな問いに、小さな答えを書く(だったかも・・・)
Big Question And Small Answer

これを何度も続けることでセールスレターを書き上げる

という方法です。こうやってセールスレターを書くと、意外と人を引き込むような文章が書けるというものでした。

AIにこれを応用しては?と思いました。案の定、この考え方は正解でした。具体的な例を挙げてみます。

パート2の記事同様に、物語の背景や登場人物の情報だけは与えておきます。そして、次のようにします。

これからプロローグを書いてもらいます。細かい描写で丁寧な文章をできるだけ長く書いてください。また、内容は以下でお願いします
---
主人公の自己紹介と、その他の登場人物を紹介する

そうすると、AIはだいたい500~1,000文字程度の文章を書いてくれます。1,000文字書ければラッキーです。
あとは簡単です。同じようなことを繰り返せばいいのです。


3. わたしとAIで小説を書く

ここで勘違いされてしまわれると困るのですが、小説を書くのはあなた本人です。AIはそのアシストをするだけです。

500~1,000文字の文章を書いてくれたからといって、それは完璧なものではありません。

言い回しが変だったり、口調が変だったり、知らない人が急に登場したり、様々なことが起こります。しかし、ちっちゃいことは気にしたらダメです。

おおめに見てあげましょう。だいたい50%はあなた自身で小説を書く必要があります。どういう事かと言うと、AIが書いてくれるのは大まかな文章です。あなたはその文章を読んで訂正し、ちゃんとした物語に仕上げるのです。

わたしはAIだけで書いて、ちょっと修正した程度の小説は読めばわかります。だって、AIが作る文章って単純なんですよ。正直面白みがありません。


4. なぜAIと書くのか

AIと創作していると、AIが予想とは違う文章を書いてくれることが多々あります。それを読んで、アイデアを貰えるんです。

言わば二人三脚なんです。ひとりで小説を書いているのではないのです。

時には文章を書いてと言ってるのに画像を生成するような、おちゃめな部分もあります。許してあげましょう。


5. 具体的な数字+α

もしあなたがある程度長い小説を書こうとしているなら、以下を参考にしてください。

  • 5,000~1万文字程度でハルシネーションが発生します。新しいチャットを開きましょう(同じことを繰り返したり、とんでもシナリオを書き出したら変え時)

  • 1回の生成で500文字程度生成されれば十分

  • 仕上げるのはあなた自身 ※ これ重要です

最後にもう一つ重要な事をお伝えします。
それは新しいチャットを開いたら、パート2でお伝えしたように、物語の背景と登場人物をAIに与えます。

そして、どこまで小説を書いたか ”あなた自身があらすじを書いて” AIに与えてあげる必要があります。

それをしなければ、AIはとんでもシナリオ書いちゃいますからね。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。こうすることで長文小説だって書けます。ただし、おすすめできるかと言うと疑問です。

正直、わたしが全部書いた方が早いんじゃないのだろうか?って思うこともあります。

この文章も30分程度で2,000文字ほど書いてるわけですが、AIと2,000文字書くって意外と大変です。ただし、先ほども言った通り、自分が思いつかなかったような事を稀にやらかしてくれます。それがAIと小説を書く醍醐味ではないでしょうか。

ひとりでシナリオライターしてるんじゃなく、二人でシナリオを書いているような錯覚をさせてくれます。


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