AIと一緒に小説を書く方法 パート2
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わたしはAIと一緒に小説を書いているわけですが、いくつか書いているうちに分かった事があります。
この記事では、その分かった事をご紹介します。
ただし、小説を書くということにの焦点を当てているので、ご理解のほどよろしくお願いします。
前回の記事を読んでない方は以下からどうぞ。その記事の内容を前提にお話しします。
✨ 前回の記事はコチラ ↓ ✨
1. 結論
先に結論から言うと、ダラダラしてるとAIは馬鹿になります。それがどういう意味かと言うと、今存在する生成AIは、ハルシネーション(Hallucination)という現象を起こします。
これは、人が幻覚を見るように、AIも幻覚に悩まされるという現象です。
今のAIとは、ほとんどが人間の脳を模したニューラルネットワークという技術を使い、深層学習(ディープラーニング)をしたものです。これは機械学習の一種でもあります。
簡単に言うと、条件Aと条件Bがあるとき、条件Nになる確率を求めるわけです。わたしもそこまで詳しいわけではないので、解説はちょっと無理です💦
ハルシネーションとは、合ってもいない答えをあたかも合っているかのように発言する現象を指します。
2. ハルシネーションはなぜ起こる?
少し長めの小説を書こうとすると、登場人物の設定や背景、そしてあらすじがどうしても長くなります。その情報をAIに伝えると、AIは全てを理解しようと試みます。
また、AIと長時間会話していると、それらの会話も理解、記憶しようとします。
これがハルシネーションの原因となります。どういうことかというと、とにかく大量の情報を記憶して理解しようとするAIですが、そんなに大量の情報を正確に把握しきれないのです。
なので、長い設定や長時間の会話をしていると、設定とは違う文章を書きだします。
笑ってしまったのが、男性の登場人物が急にお姉言葉になりました。それを見たとき正直ため息と同時に爆笑してしまいました。
まぁでも、人間だって大量の情報を理解・記憶しようとすれば間違いが起こりますよね。でも、AIは人より情報を処理しきれていない気がします。
3. 対処方法
少し面倒ではありますが、情報を小分けにすることが大切だとわたしは考えます。
例えば、時代背景や物語の舞台、登場人物の情報くらいは最初にAIに与えてあげましょう。しかし、それに続いてあらすじすべてを与えると、きっと馬鹿になります。
短いあらすじだったらいいのですが、わたしが今書いている小説がたまたま、設定とあらすじだけで1万文字を超えています。こんなのをAIは把握しきれません。
だから、次の手順を踏みます。
時代背景や物語の舞台、登場人物の情報を与える
プロローグのあらすじを与える
プロローグを書いてもらう
続きを書いてもらう
第1章のあらすじを与える
第1章を書いてもらう
続きを書いてもらう
…
といった具合に小出しにし、自分が思い描くストーリーをAIに書いてもらいます。しばらくAIに書かせていると、馬鹿になります。
そうしたら新しい会話(新しいチャットを開く)を始め、同じことを繰り返します。
その場合は以下のようにします。
時代背景や物語の舞台、登場人物の情報を与える
書いてもらった部分までを要約して、どこまで書いたか伝える
続きを書いてもらう
こうすることで、長い小説でも書くことができるようになります。
4. おまけの情報
Claude 3 の無料モデルである Sonnet ですが、小説を書くのに向いているか向いていないかで言うと、向いてない気がします。ただし、本当に短いストーリーなら良いかもしれません。
なぜ向いていないのかというと、一日に入出力できる文字数に制限があるからです。会話をしていると、急に「フリーメッセージはPM〇〇までだよ」と言ってきます。実際は英語ですけどね。
そして更に使いたいなら、有料モデルである Opus を使えと言わんばかりにカード情報の入力画面が表示されます。まぁ、慈善団体でないので当然です。
なので、長い小説書きたいなら前回ご紹介したリートン(wrtn)がおすすめです。これの Claude 2.1 を使いましょう。こちらは2024/3/13現在、無限に利用できます。
5. まとめ
まとめることもそんなにないのですが、小分けにしましょうってことです。人間が一気に物事を把握できないように、AIも把握できません。なのでちょっとずつ小出しにして小説を書いてもらいましょう。
でもね、プロットは自分で1から起こした方が、わたしはいいと思うよ?
だって、全部AI任せじゃ共同創作にならないもんね(*´꒳`*)
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