泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.5
✨ 前回のお話 ↓ ✨
佐久間君と私は、ゲーム内でしか交流がなかったが、だんだんと打ち解け合うようなっていく。
ある日、サクヤが戸惑いながら真剣な口調で話しかけてきた。
「シュナさん、ご相談があるんですが、いいでしょうか...?」
「何かあったの?」
少し心配になる。
「実は...現実で思いを寄せている子がいるんです。うまく気持ちを伝えられないでいるんですが...」
ふとサクヤの気持ちを想像すると、胸が痛んだ。現実の恋の相談なんて、聞きたくない...。
「ふふっ、サクヤに恋人がいるなんて!うらやましいわね」
そう言ってみせかけるが、本音は複雑だ。
「いえ、まだ告白できていないんです。恥ずかしくて...」
「じゃあ、ここでで練習する?私がその子になるわ」
「え、いいんですか...?」
「うん!いいよ」
サクヤの恋の想いが実るのは複雑な思いではあったが、私は快く練習の相手を買って出た。
「それじゃあ、シュナさんをその子に見立てて。こう言おうと思うんです」
サクヤは真剣なまなざしでこちらを見つめる。
ドキドキして、その瞳を見つめ返す。
「シュナさん、ずっとあなたに思いを寄せていました。お付き合いいただけませんか?」
はっと息を飲んでしまう。こめかみの脈打つのがわかる。
これはあくまで練習なのだと自分に言い聞かせる。
「う、うん...いいわよ。私もサクヤのこと、すきだし」
思わず架空の設定を作ってしまった。
サクヤは嬉しそうな表情を浮かべる。
「ありがとうございます、シュナさん!とても嬉しいです」
「う、うん...」
照れくさくなる自分がいる。これは演技なのに...。
「じゃあ、実際に告白するときも、そういう感じでいきます」
複雑な思いで、サクヤの恋の告白が現実で実ることを心から願うのだが...。
数日後、サクヤからまたメッセージが届いた。
「シュナさん、前回のお話の続きなんですが...」
ドキッとする。うまく告白できたのかしら...?
✄------------------------------ キ リ ト リ ------------------------------✄
泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.6 へ続く…
✨ 続きは ↓ ✨
✄------------------------------ キ リ ト リ ------------------------------✄
📚✨ 共同マガジン始めました ✨📚
📗 泣きたい時に読む小説シリーズ ✨
📚その他わたしの過去作品📙
✄------------------------------ キ リ ト リ ------------------------------✄
もしこの小説を面白いと思ったら、スキ❤をお願いします(´꒳`)
そして、よろしければフォローしてくださいね
出来る限りフォロバいたします.ᐟ.ᐟ
#小説 #AI #感動 #StableDiffusion #泣きたい時に読む小説 #わたしとAIの創作物 #エターナルスターダスト #MMORPG #わたしのAIの共同作業 #人工知能 #生成AI #オンラインゲーム #ゲーム #涙腺崩壊 #涙
この記事が参加している募集
そこのあなた、そうあなたよ。わたしと一緒に高見を見ないかしら?