相手を変えるより難易度低くて、生産的だった

こんにちは、葬祭の道化師原作のカザバヤシです。
本日のnoteはTwitterネーム「あらやん(@arayan_yuyu)」さんの作品『yurukawa_Girl #0023』から飾らせて頂きます。

本日は普段の記事のネタ、もっと言うとアイデアがどこからでているのかってお話になります。

結論からいうと『コレ誰だろうと腹が立つよねって時に、あえて腹を立てないでいる』ってことです。

具体的すぎて逆に意味わからない。けど。
僕の愚痴混じりな実体験と共にお話していくとわかりやすいのかなって思いますので、最後までお付き合いください。
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それでは、本題に入ると同時になりますが。
例えば…僕ですね、よく所持品を見直す変な癖がありましてその度にポイポイ捨てるんですね。知り合いにはもう何もあげたくないとまで言われる次第で、まぁ余談になりましたが。要は所持品の更新を都度行っているってことです。

ところが、時にゴミ袋に入らないものがあるんです。
ってので結構ジモティーの利用があるんですね。
前置き長すぎましたが、このジモティーでたまに変質者に会うんです。
何名かの購入希望者から選抜してひとりの方と取引が成立するわけですが、
当日の時刻間近になってメッセージが来るんですね。

『財布を会社に忘れたので、足りなかったらごめんなさい』

いや、どゆこと？
金額は予め決まってるし、そのうえであなたは購入希望をしたんですよね？足りなかったらごめんなさいってなんだ！
みたいな感じで、謎の発言する変質者に出会ったことがあるんです。
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一旦、もう一つ事例をお話しさせていただきます。
大丈夫です、たぶん最後に結びつきますので、とりあえず着いてきてください。

僕はおかげさまで様々な活動に身を投じさせていただいているんですが、自分の懐を満たす程度にあるお仕事を並行している訳なんですが、それがウーバーイーツの業務委託で、要は運送業をやっているんですね。

で、実際に3回も変質者に出会ったことがあるんです。
内容そんな覚えてないんですけど、コンビニでお弁当とか、飲み物とかをウーバーイーツで注文したお客さんなんですけど。注文内容そのものとは別で備考欄に…

『○○〇のメンソール2ミリもお願いします、申し訳ございません』

って書いてあるんです。
　デリバリーは最近レストランだけでなく、ドラッグストアや、コンビニの商品も買えるようになっていますが、すべての商品が買えるわけでもないんですね。もちろんラインナップにタバコはないんです。だから、別件で備考欄にお遣いさせようとしているんですが、
大前提として僕は非喫煙者なんです。
タバコ買わない人間からすると買い方もわからないんです。
スタバのカスタマイズ呪文と同等に何言ってるかわからないんです。

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ここまでで僕の『決戦‼変質者ッ』談は終わりになります。

今この記事をご覧になられているあなたは、第三者なのでどこまでいっても客観的で、憤りは感じないかと思います。いや、むしろココでキレてる人がいるなら共感能力高すぎて怖いです。エンパス予備軍です。たぶんあなたは正常で、「だからどうした」程度に流しているかと思います。

ところがですね、当事者としてはなかなか虫の居所が悪くなるような瞬間だったわけです。
この例だけでなくとも、何かしら自分が攻撃されている。とか。なめられている。といったようなタイミングで他人との衝突が起きると腹を立て、中には声を荒げたり、何かに当たったりする方もいるかと思います。

もちろんそれは正常です。
ですが、今回の記事のタイトルにもなっているので、わかりかけてきた方もいらっしゃるかと思いますが「そこにアイデアは生まれない」んです。

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今回の記事で僕が最も伝えたかった部分となりますが、
他人との衝突が発生し誰だろうと怒るよねって時に一歩引いて内側で必ず考えてほしいことです。ほんの数秒でいい。そのあとやっぱ怒ったっていい。

だからいったん考えてほしい。

『この人はなんでこんなことをしたんだろう』

ここが最もアイデアが眠っている鉱山です。
こういうことを言うと「アホの考えていることなんて考えるだけ無駄」「嫌いなやつのことなんて理解したくない」なんて言う方もいます。

が、それって言い換えてしまえば
「私は私の考えだけで構成された単色人間です。ほかの色なんて必要ありません」
って言ってるようなもんなんですね。

こう聞くと、そんな人がアイデアを得られるわけないってすぐわかるじゃないですか。
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もう一度言います。
『この人ななんでこんなことをしたんだろう』です。
数秒でもこの時間を設けることで、その時間自分でない、全く別の色に遭遇します。まったく知らない世界を経験します。異文化です。

ただし、異文化だからこそ
多視点を獲得でき、自分だけでは決して考えないような考えに触れることができます。
そして、この時『アイデアが垣間見えます』。

「会社に財布を忘れたから、足りなかったらごめんなさい」ってなんだ？
相手に何が起きていて、何を考えていて、なぜこう言うのか。
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「〇〇〇のメンソール2ミリもお願いします。」ってなんだ？
ウーバーイーツの配達員が買いに行ってると思っているのかな。
店側が用意してくれた袋を受け取って、届けているだけなのに。
いや、むしろ『お遣いビジネス』とか聞いたことないし面白そう？。
でも、手数料ビジネスになりかねないから実現は難しいかな。
面白いと思ったんだけど。…
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…といった風に、相手の行動に対して憤り、ストレスを抱えるより。
もっと言うと、それで相手と対峙し些末なやり取りを繰り広げるよりも
相手のその行動という鉱山を深堀りし、掘っていく道中で色んな鉱物の拾いものができたほうが生産的だよねってお話です。
そのほうが、難易度も低いよねってお話です。

…みたいなことを、考えているうちに数秒の予定だった”憤りの一時停止”が
気づけば発掘に夢中になり相手に対してキレていた自分すら忘れています。
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ということで、本日は『相手を変えるよりも難易度低くて、生産的だった』というタイトルに沿ってお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

キレそうな自分が居たときには、数秒間だけ一歩引いて
『この人はなんでこんなことを』言っているんだろう。しているんだろう。
を面白がって考えてみてください。

それではまた。