「たちまち「できる人」になる 秘伝の仕事術 」をご紹介♩本要約


今回ご紹介する一冊はこちら

たちまち「できる人」になる 秘伝の仕事術

画像1


今現時点で

・仕事で成果がなかなか出ない

・やる気が起きない

・どうしたら評価されるのか

・頑張っているはずなのに。。。

と思う多くのビジネスマンや新卒1年目の方や管理職の方などに読んでほしい1冊

もう知っているよ!という方も多いと思われますが、改めて再確認できる1冊です。


以下本の内容要約させて頂いたので参考に程度にしていただけると幸いです。


*****************************:

1.知られざる「評価」と「仕組み」


「できる人」は成果の出やすい仕事、評価されやすい仕事をまかされているから成果が出ているにすぎない。

世の中には、やりがいのある「クリエイティブワーク」とやりがいのない「ルーティンワーク」の二つしか仕事がない。

クリエイティブワークよりも、圧倒的にルーティンワークの方が多く存在しているため、クリエイティブワークを公平に渡すことは不可能である。

仕事はちょっとした印象や特徴を基に割り振られている。

仕事で評価されるには、「納期を守って、ミスなくやるだけ」という姿勢を一度捨てる必要がある。


上記の結論
日頃から挨拶などから存在感を出していき、積極性と謙虚な姿勢を忘れずに。

そしてルーティンワークの中でクリエイティブを見つけていく姿勢が大事。
例えば、作業的なものでもどうしたら早くできるかのナレッジを考えて、形にして発信する。
任された仕事があれば、とにかくなんでもやってみる。そしてやってみての気づきのナレッジを自分自身のリソースとして溜め込む。
自分ならこうするなどの視点を常に持ち、相手を否定せずに、全体最適と部分最適を意識して仕事に取り組む。(チーム仕事の場合)


2.「ルーティン比率」を下げよ


やりがいのある仕事には必ず「考える時間」を必要とする。

ルーティンワークもその中に効率化を意識して、日々重ねていくと仕事の評価も自分のリソースも高まり、化ける可能性が高くなる。

つまりルーティンワークこそ宝の山であると考える。

自分の権限を固定、限定しない。
何事に自分ごとに捉えるのは難しいが、自分ごとに捉えることで領域が広がる。

ルーティンワークでも一つを極めていくと、極め方の流れとノウハウが身につく。そうすると他の仕事でも応用を意識して違うものでも扱い方次第で成果を生み出し続けることができる。

常に第一発見者であれ!!でないと評価されづらい。だからこそ、常に探す、見るではなく観る。

自分は仕事ができると意識する。その意識で上記のようにルーティンワークに取り組んでいくと周りと自己の評価が高まる。そうするとクリエティブワークに出会う、そして掴み取るチャンスが増える。

3.「思考のテンプレート」を活用し圧倒的成果を生み出す

頼まれた仕事のプラスアルファを意識する。
(例えば、議事録をとる場合、話の流れの言葉だけ書くだけではなく、必要に応じてデータなどを盛り込むなど。(売り上げ動向、市場調査データetc)

→これがサプライズになる

ルーティンワークを頼まれたら、そのままだとルーティンワークにしかならない。
その中でどう自分の実力を証明するか。

相手の期待値を推測せよ。
期待値通りであればそれは普通の評価。
その期待値をどうしたら超えられるかを意識せよ。

依頼主の関心ごとをイメージせよ。
依頼主は今どういう状況で頼まれた以外にもどのようなことを考えているのか、それが限られた時間内でプラスで取り組めることであれば取り組む。

頼まれた仕事の利用者を意識せよ。
例えば頼まれた仕事が完了した後に、誰が使うのか?誰が引き継ぐのかで仕事の成果、形が変わる。
(例えば、自分がやったことをこの後Aさんが利用する場合、Aさんは初めての仕事であれば、少しだけでもやり方のメモを残して動きやすくしてあげる。や、受け手側が言葉でいいと言われているがおそらくデータ、数値根拠も欲しいと思ったら少しでも調べておいてすぐにデータ展開しやすい状態にしておく。など)

後任者を意識せよ。
上記の例に近いが、自分が頼まれた仕事を引き継いでくれた人がいた場合、どのように問題点の改善を行うか、意識を向けるかを意識せよ。
またライバル、理想敵を意識する。
自分だったらこうするが、〇〇マネージャーだったらどうするかなど。

全体俯瞰をして、会社の目的を意識せよ。
一般的には会社の目的は以下の6つ
1.理念の追求
2.利益の追求
3.顧客満足度の向上
4.従業員満足度の向上
5.人財の教育、育成
6.上記5つの成果を繰り返すための仕組みづくり

単発の貢献も大事だが、それが継続、繰り返す生み出す仕組みづくりで圧倒的な評価になりうる。


常に「サプライズ」を考えよ

自分の仕事にサプライズを加えることで相手の評価も変わる。

サプライズの3つの要素
「速さ」「便利さ」「付録」


上記以外での成果の出し方に困った場合
「ルーティンワーク」を数値化して、分析せよ。

例えば、
今行なっているお皿を拭くことが
1分でどのくらい拭けているのかを計測する。
実は1分で50枚しかお皿を拭けず、500枚あった場合それだけで10分の時間を要していた。
上記の場合どうしたら10分を5分で短縮できるかを検討する。

努力の方向性を確かめよ。
よくあるのが、頼まれた仕事のプラスアルファを意識しすぎるあまり、上記のサプライズでいう、
拘りすぎて、速さが少なくなる。
速さを意識しすぎるあまり、便利さにかけて、雑すぎる仕事になる。

つまり今この努力はチームや個人の方向性と一緒に歩んでいるかを意識すること。

納期を決める上で2つの納期を意識する。

表面納期と本人最終納期

表面納期は頼まれた仕事の相手の納期

本人最終納期は、自分自身のプラスアルファの仕事の納期

つまり、表面納期を早めに終わらせ、そしてルーティンワークを効率化することで、プラスに生まれた時間に最終納期の仕事に費やす。

そうすることで頼まれた仕事への達成とプラスアルファの達成の2倍の達成感を味わえる。

そして評価を下げることなく、加点方式の評価となる。

4.唯一無二の存在になる「真のセルフブランディング」

ブランディングがゆるぎないものになると、自分の意見を通す権利が与えられた状態
この人が言うのであれば!という状態になる。
そしてブランディングできている人はミスをしても非難されづらい。

ビジネスパーソンのブランディングは以下の3つ
「人間性」「成果」「発言」

アウトプットの相手は常に「人」であると意識せよ。

例えばデータ管理やメール文章作成など、一見データを作ること、メールを作ることがゴールになりがちですが、そこにはデータを扱う人、メールを読む人がいることを忘れてはいけない。

真のセルフブランディングとは、
仕事の成果で、自分を差別化ができた人

存在価値とは、数値的に細かく測れない。あるなかないか。

出る杭になることをおそれ、人と違うことや目立つことを避け続けていると、あなたの存在価値はゼロであるとみなされる可能性がある。

差別化とは、周囲の誰もが認めてくれるもの
どんぐりの背比べで、自分から言って伝わるものではまだ差別化ではない。

そして上記までいくと誰もが認める真のセルフブランディングを手に入れると、ルーティンワークはおりてこなくなる。

評価と給与が後払いなのはなぜか?

それは、マネージャーになる人は、その前の段階からマネージャーの仕事をしていた人だから。

そこでの成果と結果が評価につながる。

ただ、あくまで成果、結果は全ていい方向にいくわけではない。
だけれども、上記の通りの姿勢だと一人だけでなく、必ず複数の誰かがその仕事を見てくれているし、成果を認めてくれてる。

自分からアピールをする必要はない。
あわてての必死のアピールは逆にブランドを下げる可能性が高い。
正しい方向で努力をしていけば、いずれ必ず評価される。

評価やポジションは、「あわてない」「欲しがらない」が基本。
評価は遅れてやってくる。だからこそ待ち構えておく。

ダメな上司ほど、スパイラルアップの鍵となる人物。
自分自身の優秀さを引き立ててくれる。

5.永久にスパイラルアップし続ける方法

仕事は九九と一緒。
幼い頃に染み込んでいる九九。
仕事も一緒。今までやってきた取り組み、やり方を頭の奥に染み込ませておくのが一番効率がいい。
ぱっと出てくる。


最後の一踏ん張り、20%の努力が150%の評価へ。

ギリギリに終わった仕事
それをそのまま終わらせるか、あと一歩踏ん張って細かくチェックする。プラスアルファを意識する。
このたった2割で80%の成果が80%で評価されるか、100%の成果が150%で評価されるかが決まる。
上記の差はなんと70%も違う。

1を100日続けたら成果は100になる。
だけど、
1.1を100日続けたら13780にもなる。

仕事は「思考力」と「労働力」がある。
思考力を意識して、日々考え続けよ。

他責ではなく、自責であれ。

他人のミスであったとしても、自分だったらどうするかや、自分がもっとできたことがあるのではないかという視点に立つこと。
そうすることで、周りからも人を任せたいと思われやすい。

1日の締めは自分に対する厳しいツッコミで終わらせよ。

自分が今日とった行動を褒めてあげることも大事。
ただ、一つのスパイラルアップは、自分に一番厳しい人がもし言うとしたらなんと言ってくれるかを意識せよ。

もし評価されなかった場合は、その理由を聴き逃さないこと

真の夢や目標は相手にわからない言葉でいい。
誰かに話す目標や夢はどうしても他者を考えがちである。
真の夢や目標は相手にわからなくても自分自身の言葉、表現でいい。

人生の最終的な目的は「存在価値の極大化」
自分が他人にどれだけ必要とされているか


全体をまとめると
仕事に能力は関係ない。
自分自身の本当の能力に気がつき、
自分のあるべき存在価値、努力の方向性を意識して
上記のマインドや行動、姿勢を少しでも参考にしてみてください。



この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,563件

#読書感想文

188,766件

今後の知識や情報の発信の為にサポートして頂けたらさらに知識や情報をお届けさせて頂きます。サポート頂きありがとうございます。