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馬も犬もおかゆを食べる 手作りペットフードという世界

競馬がわからないわたしでも、歴史的にとにかくすごい馬らしいということは知っている「アーモンドアイ」さん。先日の天皇賞の日にも、ニュースアプリの速報が入りました。

そんな名馬の元気の秘訣が、なんと「おかゆ」だというのです!

 国枝厩舎では、追い切り後の管理馬に「ブランマッシュ」という“馬のおかゆ”を与えている。エン麦に糖蜜や亜麻仁粉末を混ぜて煮た物で、水分補給や整腸作用に効果がある。
( 「【天皇賞・秋】アーモンドアイ馬体ガッチリ“おかゆ”パワー…女傑を支える食」2020年10月29日 6時0分、スポーツ報知 )

アーモンドアイは、大きな大会の直前の調教(追い切り)の後に、主食とは別で特製ブレンドのおかゆを食べるのだそう。人間で言うところの、ここぞと言う日の栄養ドリンクのような役割でしょうか。

「えん麦=オートミール」なので、オートミール粥ですね。おもしろい!

わんちゃんにもおかゆ

わたしはInstagramにもおかゆのレシピを投稿しているのですが、実はフォロワーさんには愛犬家の方がかなりいらっしゃいます。なぜ、おかゆだらけのわたしのアカウントに興味を持ってくださったのだろう?とずっと不思議に思っていました。

ある日「我が家のわんちゃんのごはん作りの参考にさせていただいています!ありがとございます!」というメッセージをいただいて、納得!

どうやらわんちゃんの健康を気にかけている方が、手作りのペットフードにわたしのおかゆレシピを参考にしてくださっているようなのです。

手作りペットフードというジャンルをわたしが知らなかっただけのようです。何冊も書籍が発売されていました。

すごい、わたしの日々のごはんよりおいしそうです……!

わんちゃんのごはんをしっかりと考えたい飼い主さんは年々増えていて、「ペット栄養管理士」という資格まで存在するほど。

健康やパフォーマンスをより良いものにしようとしたときに、食事のことを考えることは避けられません。自分に足りないもの、自分が避けたいものがはっきりしてくると、「食事は自分で作ろう」と思う。これは、馬も犬も人間も、同じことなのでしょうね。

おかゆが自分の思ってもいなかった世界ともつながって、ますますおもしろくなってきました!

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