秋茄子のお粥のレシピ ( 2020/10/05の朝粥 )
9月以降に収穫されたナスのことを秋茄子と呼ぶそうです。
秋茄子と呼ばれる品種があるわけではないのですね〜。
秋茄子は夏のナスに比べて、皮がやわらかく、水分がたっぷり含まれています。
ナスの色が染み出しておかゆの色はくすみますが、栄養たっぷりの皮の部分もおいしくいただきました。
ナスには体を冷やす性質があるため、長ネギをプラスしました。
むくみが気になるときや、食欲があまりないときにおすすめです!
とろっとろの秋茄子……格別ですね〜。
とろっとうまうま「秋茄子のお粥」
【 材料 】(2人前)
▷ 生米 ・・・半合
▷ 水 ・・・800ml
▷ 塩 ・・・適量
▷ 中華だし ・・・小さじ1
▷ ナス(小)・・・1本
▷ 長ネギ ・・・1/3本
お好みで
*糸唐辛子
*花椒
【 つくりかた 】
生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。
完成まで40分〜1時間ほどかかりますが、じっくり火を入れるためお米の一粒一粒がふっくらおいしいおかゆになります。
作り方は、①準備する、②中火にかける、③弱火にする、④仕上げに蒸らすの4ステップ!
早速みていきましょう!
①準備
鍋はなるべく厚手のものがおすすめです。
水がにごらなくなるまで、ていねいに研ぎます。
生米の半合は少なく感じますが、おかゆにするとびっくりするほどふくらみますよ!
②中火
長ネギのシャキシャキとした食感をたのしむために、一緒には煮込まず、軽く火を通すだけにとどめます。
おかゆをつくるお鍋の中で長ネギに火を通すことで、溶け出したネギの風味をお米が吸って風味が豊かになります。
ナスの切り方はお好みですが、アツアツでも食べやすいように5mm〜8mmほどの厚さにしました。
③弱火
ナスの皮をむいた場合煮崩れやすくなるので、加熱時間は半分ほどにしておきましょう。
皮つきであれば30分一緒に煮込んでしまって大丈夫です。
④仕上
うわあ!おかゆがナス色!けっこう衝撃的な絵図です。
このナスの色素成分は「ナスニン」というポリフェノールの一種。
抗酸化作用や、目の疲労回復効果など、とってもパワーのある物質らしいので、ナスニン!ナスニン!と思いながら、自分を落ち着けましょう。
お塩はふたつまみくらいから、多くても小さじ1/2くらいにしておきます。
しょっぱくしすぎてしまうと取り返しがつきませんし、食べている途中で足すこともできるので、少なめ少なめに入れるのがおすすめです。
さて、盛り付けたら完成です!
糸唐辛子、花椒は身体を温めてくれます◎
花椒を入れた途端に中華屋さんの味に!
風味がアップして、大人の味です。
ナスは身体を冷やします!!!と、あちこちの本に書いてあったので、長ネギ、花椒、そして糸唐辛子まで乗せて、ナスに対抗しました。
でも、そもそもおかゆを食べて冷えようもないのでは?とも思うのです。
秋の冷えやすい時期に(特に朝に!)身体を冷やさずにナスをいただくのに、おかゆはぴったりかもしれません。
【 つくりかたのまとめ 】
①鍋に研いだ米、水800mlを入れる。
②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
斜めに薄切りにした長ネギを鍋に入れて火を通す。
くたっとしてきたら、鍋から取りだしておく。
ナスをいちょう切りにして、水にさらす。
③白い泡がふつふつと立ったら、
鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
ナスを入れる。
鍋に箸を渡してフタをして、弱火に30分かける。
④塩で味をととのえたら、火を止める。
フタをして10分蒸らす。
長ネギと、お好みで糸唐辛子、花椒とともに盛り付けたら完成!
明日も素材を生かしたおかゆをつくります。
ごちそうさまでした!
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