切り干し大根粥のレシピ ( 2020/10/07の朝粥 )
レシピをもっとかんたんに&もっとおいいしく、リニューアルしました!ぜひ以下の記事をご覧ください。
なんとなく胃がもやっとして、大根と生姜のおかゆにしようと思ったのに、大根がない!
同じ大根だし…と作ってみた切り干し大根粥は、大根のやさしい甘みが絶品のほっとするお味でした。
これは…これはおいしい…!
大根と生姜の組み合わせは、発熱時やのどがイガイガする時に良いと言われています。
大根を切り干し大根にすることで、大根のキリッとさがゼロの、まあるいお味に。
辛味が苦手な方や、小さなお子様も食べやすいおかゆです。
自然な甘みにほっとする「切り干し大根粥」
【 材料 】(2人前)
▷ 生米 ・・・半合
▷ 水 ・・・800ml
▷ 塩 ・・・適量
▷ 和風だし ・・・小さじ1
▷ 切り干し大根・・・10g
▷ 生姜 ・・・小さじ1(チューブなら3cmほど)
お好みで
▷ 陳皮(または柚子皮など)
【 つくりかた 】
生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。
完成まで40分〜1時間ほどかかりますが、じっくり火を入れるためふっくらおいしいおかゆになります。
途中30分弱火にかける時間、最後に10分間蒸らす時間は目を離せるので、それほど手間はかかりません。
★切り干し大根を水で戻す
まず、カラカラになっている切り干し大根(10g)に、お水を吸わせてあげます。
水に戻さずにお鍋に投入してしまうと、お米が吸うはずだった水分も吸ってしまうためです。
今回の1番のポイントは、切り干し大根の戻し水でおかゆを炊くこと。
ほんのり茶色に染まった戻し水には、切り干し大根の旨味と甘みがたっぷりです!
①準備
お米(1/2合)は、水がにごらなくなるまで、ていねいに研ぎます。
生米の半合は少なく感じますが、おかゆにするとびっくりするほどふくらみます。
和風だしは下味程度。小さじ1でじゅうぶんです。
ここでさきほどの切り干し大根を戻した水も、水800mlの中に含めるのがポイントです。
②中火
火にかけていきます。
身体を温めたかったので、生姜をプラスしました。
刻んだときに小さじ1になるくらいの量を使いました。
また、切り干し大根によっては風味が強すぎてしまう場合もあります。
生姜を入れることで、臭み消しにもなり一石二鳥!
③弱火
写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫。
だんだん大根の甘い香りがお部屋に広がってきます。
④仕上
塩をふたつまみ〜小さじ1/3程度入れます。
ごくごく薄味に仕上げて、食べる時に調節するのがおすすめです。
陳皮には身体を温め、胃腸の働きを助ける効果があります。
柑橘系の爽やかな香りは、爽やかな気分になりますよね〜。
陳皮は少し手に入りにくいかもしれないので、柚子皮をのせるのもおすすめです。
さて、盛り付けたら完成です!
切り干し大根のやさしい茶色に染まりました〜!
とろとろになった切り干し大根の風味と、刻んだ生姜のシャキシャキとした食感がまたおいしい。
生姜にも陳皮にも身体を温めてくれる効果があるため、食べているうちに身体がポカポカしてきます。
たった10gの切り干し大根が、主役になれるんだ〜という驚きもありました。
余った切り干し大根の活用方法としても優秀です!
煮物以外にも切り干し大根が輝く場所があったのですね〜。
これは我が家の秘伝のレシピに決定です。
【 つくりかたのまとめ 】
☆切り干し大根を流水で軽く洗い、水に10分ほどひたしておく。
10分たったら、切り干し大根を取り出し、ぎゅっと絞っておく。
浸しておいた水はとっておく。
①厚手の鍋によく研いだ米と、和風だしを入れる。
切り干し大根から出た水とあわせて、水が800mlになるように鍋に入れる。
②鍋を中火にかける。
切り干し大根を食べやすい長さに切り、しょうがを刻む。
切り干し大根としょうがを鍋に入れる。
③白い泡がふつふつと立ったら、
鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋に箸を渡してフタをして、弱火に30分かける。
④塩で味をととのえる。
火を止めて、フタをして10分蒸らす。
陳皮とともに器に盛り付けたら完成!
明日も元気になれるおかゆをつくります!
ごちそうさまでした!
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