忍者修行の里 赤目四十八滝で忍者修行ではなく運動不足解消散策
Zoomの演劇を見るたびに、あぁやっぱり生の舞台の方がもっといい作品になるんだろうなと感じる今日この頃
こんにちは かよぽんです
忍者の里 滋賀県甲賀市に生まれ、平日は会社で黙々とパソコンをたたき、休日は演劇を見たりやったり、国内外放浪したりするのが大好きな三十路女子です。
伊賀忍者がかつて修行していたといわれる、忍者修行の里 赤目四十八滝にやってきました。
あいにくの小雨、、、明らかにトレッキング日和ではないですが、強い日差しがなく涼しいし、ざざ降りじゃなかっただけよかったです。
こちらが散策MAP。トレッキングコースの中にいくつもの滝があり(数えたら23個)、その中でも見どころとされる赤目五瀑を拝むべくいざ出陣!!
入山料500円(大人1枚)を払って散策開始
その前に、オオサンショウウオのさんちゃん と タッキー君が出迎えてくれました。
赤目四十八滝の渓谷の入口に赤目渓谷で見られる生き物の展示があり、オオサンショウウオやウーパールーパーなど数種類の生き物がいます。
水槽の中で鎮座するオオサンショウウオ
名前はなんとなく聞いたことがあってイモリっぽい見た目なんだろうなとは思っていたのですが、こんなに大きい生き物だったとは、、
実際は成長すると体長1m以上にもなるようです。
↓ 赤目四十八滝のサイトにオオサンショウウオの生態についてわかりやすく書かれています。
最初は右の川の流れを見ながら、ゆったりと歩き進んでいきます。
川の流れを妨げる大量のゴツゴツした石、それによって水の流れがあちらこちらに分散しながらまた集積して、そしてまた分岐して・・・この複雑な川の流れの集まりからなる "シャー"という音。。。 あぁ、いとをかし
と感じながら歩くこと15分
赤目牛に遭遇。
その昔、飛鳥時代、役の小角(えんのおづぬ)という修験者(山岳信仰のもと、山に込もって厳しい修行を行う人) がこの地で滝行をしていたときに不動明王が牛に乗って出現!その牛の目が赤かったことからこの地を「赤目」と名付けたそう
現在、目の神様として親しまれているそうで赤目牛をなでるとご利益があるそうな
そんなことはつゆ知らず、「赤目牛」って名前が超高級なブランド牛っぽくて美味しそうですよね、と言い放つ我が心の浅ましさよ・・・
赤目牛から程なくして
赤目五瀑のうちの一つ、不動滝に到着
不動滝の上から見下ろすと落ち葉の絨毯が!
お腹が空いているとピーマンの肉詰めがぎゅうぎゅう詰めになっているようにも見えなくはありません。
奥へ奥へと進みます。まだまだ先は長いです。
赤目五瀑 2つ目 千手滝
岩を伝って落水していくさまがまるで千手のようであることがら千手滝と名付けられたそうな。
うーん。私の写真だと200本くらいにしか見えんぞ・・・。
ただ、細く一直線ではなくこれだけ横に広がる滝もあまり見かけないので結構見ごたえはありました。
程なくして3本目の赤目五瀑 布曳滝
不動滝・千手滝は高さ15mに対し、布曳滝は倍の高さ30m
これだけの高さがあって、こんなに細いのもこれはこれで趣深い
さらに先へ
足場がどんどん悪くなっていきます
激しく落ちる川の水
緑深く生い茂る草
を感じながら、足場の悪い石畳(時々、木の根っこが浮き出てつまづき注意)を進みます。
入口から約1時間20分 中間地点の百畳岩までやってきました。
(少しゆっくりめに歩いたので1時間半かかりましたが、健康な成年男子なら50分、武井壮なら30分で来れるくらいの距離です。)
少し休憩&お菓子タイム
運動不足のオーバー30達はそろそろ疲れが見え始め、ここで引き返そうか・・・という話もありましたが、赤目五瀑あと2つ見ていないのでせっかくだからと無理やり奮起し、トレッキング再開
光をおさえて暗めに撮影するのもいとをかし
奥へ行くほど秘境感が段々増してきます。
モアイ像が埋め込まれてる・・・ようにも見えなくはない岩々
光が差し込む水面は風景写真映えトップ5に入ると思ふ
百畳岩からアップダウンの激しい道をさらに歩くこと30分
赤目五瀑 4つ目 荷担(にない)滝
このクラスの滝が二つ並んでいるのは結構珍しいのではないでしょうか。
高さや幅が同じくらいなので、親子でも夫婦でもなく、お互いライバル関係でどっちが流れる水の量が多いか勝負だ!と競い合ってるかのように見えます。ついつい擬人化したくなる滝ですね。
更に足を引きずること15分
赤目五瀑 最後5つ目!! 琵琶滝
滝の形が琵琶に似ていることから名付けられたのだそう。
滝も美しいのですが、この滝つぼが美しくて、日本一水遊びをしたくなる滝つぼといっても過言ではないでしょう。
入口からこの琵琶滝にたどり着くまでずーっと川の水が澄んでいて、濁りが全くなく、街の人たちの努力で保全されてるんだなと感じました。
そしてさらに10分進むとこのトレッキングコースの終着地点である岩窟滝にたどり着くのですが、
疲れたし、見どころの赤目五瀑全部おさえたし、まいっか・・・ということであと10分を進まず帰路へ・・・。
琵琶滝まで片道約2時間(健康な成人男性なら80分、武井壮なら50分)
マイナスイオンを感じながらの成人女性にとってはちょうどいい運動になりました。
事前予約すると忍者修行体験ができるコースもあったりします。今度は滝目当てではなく忍者修行目当てで赤目に行こうかしら。
ステイホームでなまった体を動かしに皆さんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
但し、雨の日は滑りやすいので注意
では、今回はこれにて退散。
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