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「がんばる人生」から卒業する。

「がんばる」という言葉。いい意味で使われることが多いですけど、これがくせ者。
「がんばる」の概念を、変えたほうがいいと思うんです。

固定観念。
思い込み、とも言います。
誰にでも、有りますよね。
わたしたちの思考と行動を統制しているものです。

悩んでいるときは、
自分のなかの固定観念(思い込み)が
ブロックになっているんです。
固定観念の枠から出たとき、
答えは見つかります。

だから、悩みで八方塞がりになったときは、
新しい可能性を切り拓くチャンスでもあるんです。

カウンセリングでは、
まず固定観念の枠を見つけて、
観念をつくる基になった
養育者との関係を見ていきます。
そして、そのときの傷と
そのときに閉じ込めたほんとうの気持ちを解放し、
古い観念を新しく書き換えます。


そもそも生き辛い人は、
自分の本質とやってることが違うからだ、
ということに気がついていないのです。
内側と外側が一致していないのです。

自分の内側の望みがわからないから、
周りからの要請に従って行動してしまいます。
自己実現しなきゃ、
何者かにならなきゃ、
リッパな人にならなきゃ。
そんな固定観念(思い込み)にしばられて、
本来の自分じゃない人になろうとして、
がんばってしまうのです。

がまんしているから、 
怒りを溜め込んでいることにも
気づいていません。

そして、こうあるべき理想の自分になれないと、
自分を責めてしまいます。


健全な人は、 
自分が分かっているから、
無理なことををしたり、
我慢したりしません。
自分にとって、楽で快適なものを選びます。

内側と外側が一致しているのです。

健全な人は、
等身大の自分を受け入れているから、
頑張らなくても
満たされています。


「がんばる」ことは、無理をすることです。
だから、「がんばる」ほどに、
悩みは尽きなくなってしまうのです。

悩んでいる人は、
「がんばる」人生から卒業したいですね。



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