見出し画像

火星を燃やせ!

もともと心理畑を歩いてきた。
西洋占星術が面白いと思い始めたのは
ここ一年ぐらいのことで、
まだほんの初心者レベルだが、
沼にはまるように引き込まれていく。

宇宙の遠い所にある天体と
人のこころの深い所が
シンクロしているという。
知れば知るほど人生の謎が
するすると解けてくるようで、
なぜ、もっと早く知らなかったのかと
悔やむほどである。

ホロスコープ上にある
十個の天体。

太陽、月、水星、金星、火星、木星、
土星、天王星、海王星、冥王星。

天体にはそれぞれ意味があって
十個をまんべんなく使えていなくて
発揮しにくい天体があると、
人生も上手く行かなくなる
ことがあるみたいだ。

しかも面白いのは、
自分が使っていない天体のエネルギーがあると
周りの人が使うことになるという。

これは思い当たることがある。

たとえば火星。

火星のエネルギーは
生きるための闘争心を表す。

勝負に勝つ、
主張すること、行動すること、
目標を達成するための努力。

自分の中にあるものを表に出して
地球上に表現して
自分の居場所を作っていく。

社会や組織のなかで
しっかり居場所を勝ち取っていく。

自分が自分らしく生きるために
必要なエネルギーだ。

火星のエネルギーは男性的なものだから、
女性は使うのを怖がる人がいるが、
女性も絶対に使ったほうがいい。

使わなければ
周りの人に使われていて、
女性は
パートナーからDVに遭ったり
暴力や犯罪の被害に巻き込まれるという。

心当たりのある女性は居るのではないか。

心理学でもまったく同じことが言える。

火星を使わないということは、
本来の自分の力を相手に渡して
自分を無力化していることと同じだからだ。


このことは私にも当てはまる。

じつは私はこれまで
ハラスメントの被害によく遭ってきた。
それはやはり火星を使ってこなかったからだ。

私のホロスコープの火星は
10ハウス乙女座にあり、
火星、太陽、冥王星がコンジャンクション(合)している。
10ハウスは社会と仕事の部屋である。

強い火星を持ちながら、
女性であるということで
そのことを親によって
嫌われて封じられてきた
経緯があり、
これまで火星を発揮することが
あまり叶わなかった。

行き場を失った火星のエネルギーは、
周りの人に転化され、
私は攻撃性を抑圧して
周りの人から攻撃されたのである。

だから自分の火星は
自分が使わなければならない。
使わなかったら
周りの人に使われることになる。

心理学をやっていたら
西洋占星術は言っていることは
非常によく分かる。


また火星のエネルギーは
心理学でいう怒りのエネルギーでもある。
怒りは適切に使うと
自分の尊厳を守るために闘い、
人生を切り拓いていくパワーになる。

怒ることができないと鬱っぽくなります。
鬱の人は怒りを抑圧してますよ。
我慢しすぎです。

エネルギーは抑え込まずに
外に向かって放出しなければいけないのです。

自分らしく生きるために
闘うことを怖れないでいたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?