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オンライン・ピプノお茶会

みんな変わったよねー。

口々に言い合っています。ピプノで潜在意識を整えていくと、ほんとうに曇がとれたように表情が明るくなってくるのです。

オンラインでピプノセラピー講座を今年の3月から7月まで受講しました。そのあと一緒に習った仲間とたびたび交換セッションをしながら学びを深めていますが、みんな会うたびに顔が変わっていきます。

きょうも、仲間とオンラインお茶会を開きました。

メンバーはカナダ、台湾、オーストラリアの海外をふくむ全国から参加している11人で、リアルで会ったことはないけど、もうすでに仲よしです。

みんな、またキレイになって。(みんな日本人です)

姉妹みたいにかしましく近況報告をし合ったあとは、お楽しみのセッションです。

二人組になってブレイクアウトルームに入りました。

まず、ピプノセラピーはどんなものかというと。

効果がたかい療法です。上手くいかない現実があるとき、ピプノ(退行催眠)で潜在意識にきざまれた初期設定をさぐりあてて、設定を書きかえることができるんです。

たとえば、結婚したいのに出来ない、ダイエットしたいのに痩せないなど、思いと現実がなぜか真逆になっている人は、潜在意識に埋め込まれた設定がジャマしているかもしれません。

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オディロン・ルドン画 部分


さて、セッションが始まり、私がクライアント役をしているときです。

最初にテーマを決めます。

いま気になっていることは、このままでは孤独死するかもしれない、ということです。以前に前世療法セッションで、いま見るべき前世を見に行ったとき、2回見たのですが、2回とも最後は孤独死してました。今生でも、独りで死ぬのか…。心配です。

9年一緒だった元夫とは恋愛結婚をして幸せなのに、なぜだか、この人とずっと一緒にいるとは思えませんでした。いつか私はこの人の前から居なくなる。何かが私にささやくのですが、それがどこから来るのか分かりませんでした。

セラピスト役のひとに話しているうちに、気づきましたが、私はどうも、愛されると居心地悪く感じる、というパターンがあるようです。

このパターンの原因になった過去を見に行くことにしました。

退行催眠でたどり着いたところは、神社の縁日でした。6、7歳。周りはきっと賑やかだったんでしょうけど、私は一人しんみりした気持ちで、コミットするのを避けていました。

さらに退行したのは3歳のとき。私は誰にも相手にされず、虚しい気持ちで一人遊びをしていました。

さかのぼって1歳。一人で叫び出したいような孤独を感じています。

私はその頃から、「虚しい」とか「叫びだしたいような孤独」という感情や感覚を知っていたのですね。もちろん幼児の私は、「虚しい」とか「叫び出したいような孤独」という言葉は知るわけはありません。現在の大人の私が与えたものですが、潜在意識は感覚として覚えていたんですね。 

そして、潜在意識はちゃんとそこに連れて行ってくれるのです。お母さんに愛されないから虚しい。お母さんから世話されないから叫び出したいような孤独を感じている幼児の私がいました。

私の「愛されると居心地悪く感じる」というパターンは、幼児のときのお母さんに愛されなかった記憶に紐付けされていたのでした。

そういう事だったんですね。涙が溢れてきました。

私は愛を知らない子どもなのでした。だから愛されると居心地悪く感じて、愛が続いていくことが信じられない大人になったのでした。愛されると、そんな筈はない、と囁く声がするようになったのでした。

このあとセラピストは、現在の私と子どもの私を癒やしの光で包んでくれました。

これでまた一つ、行き場のなかった感情が流れていきました。

そして、設定を書き換えました。

子どもの私はさびしい思いをして私は愛されないんだと間違った思い込みを持ってしまったけれど、今の大人の私は、それはお母さんの側の事情がそうさせたのだということを知っています。私は愛されて当然だし、愛を受け取ることも、愛を信じることもあたりまえにできます。


愛着障害について書いています↓


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