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【うつ・適応障害】自分に思いやりを持とう

メンタルが弱い人は、感情をコントロールする自己調整能力が低いんです。

例えばセルフコンパッション(自分への思いやり)を持つことは、逆境を生き抜くための必須のスキルです。

メンタルの弱い人は、このセルフコンパッションを持っていないのです。

メンタルが弱い人の特徴は、自分に厳しすぎるのです。

自分に優しくすることを知りません。

傷ついている自分にさらに批判を加えてメンタルを低下させます。

自分を大切にするって、どうすればいいの? 大切にされたことが無いから分からない

と言います。

そういう事なんです。私たちは親に大切されたことが無いから、遣り方をを知らないんです。


メンタルが弱い人がセルフコンパッションを持てないのは、親から教わっていないからなのです。

メンタルの強い人は、親から大切にされて育ったから、困難に遭ったとき当たり前にセルフコンパッションを持つことができます。

「大変だったね。辛かったね。よく頑張ったよ。偉いね」

と自分で自分をいたわり、労い、助けて、気分を明るい方に転換することが出来ます。

何時までも引きずることもありません。

メンタルの強い人は、子ども時代に気分の調整の仕方を親から教わっているから、楽々とできるのです。


さて、このメンタルの違いはどこから来るのか?ですが、私たちが親を内在化させている事に拠ります。

インナーマザーとかインナーペアレントと言いますが、自分の親像を内面に取り込んでいるのです。

たとえば愛着対象の優しいお母さんを内在化
することができると、心の中に安全基地をもつことができるのも、そういう事です。


親が怖い人や厳しい人だったら、そのまま怖くて厳しい親像を内面に取り込んで、事あるごとに責め苛まれることになって、気が休まることがありません。

厳しくダメ出ししてくるのは、この内なる親だったのです。

内なる親に責められて、内なる子どもが悲鳴を上げていたのです。

メンタルが弱い人がセルフコンパッションを持てないのは、内面でこんな事が起きていたのです。

内なる厳しい親をゆるめて、自分で自分を責めないようにしたいですね。

子供のときに、泣いたら抱っこしてくれてよしよししてくれた親が居た人が羨ましいですね。

これからは自分が自分の親になって、内なる子供が泣いている時はよしよししてあげましょうね。

自分に思いやりを!


幸せな人が当たり前にやっていて、悩んでいる人が知らないことがセルフコンパッション、自分に思いやりを持つこと、だったんです。



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